【六本木】アートスポット紹介
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【六本木】アートスポット紹介
the best gallery in
roppongi
for your art indulgence
text: mariko uramoto
edit: mikiko ichitani
大型ミュージアムから隠れ家的なギャラリーまで、数多ある中から The Fashion Post が選び抜いた絶対行くべきアートスポットをリストアップ。お出かけ前の予習としても是非チェックを。
外資系企業や各国の大使館が集まる六本木は国際色豊かな繁華街として有名だが、美術館やギャラリーが多く点在する国内トップクラスのアートスポットでもある。古典から現代美術、デザインなどジャンルレスなアートホッピングを楽しめる。
天空でアート鑑賞できる、森美術館
六本木ヒルズ森タワーの最上層、53階にある国際的な現代アートの美術館。2003年の開館から、独自の視点でアートや建築、デザインなど多彩な展覧会を開催している。企画展と並行して、現代アートを多角的に体験することができるプログラムも展開。世界各地のアーティストと実験的なプロジェクトを行う「MAMプロジェクト」、森美術館の収蔵品を多様なテーマに沿って紹介する「MAMコレクション」、世界各国のシングル・チャンネル映像作品を上映する「MAMスクリーン」、アジアの現代アートを中心に特定の作家や動向に着目し、歴史的、
施設情報 | |
施設名 | 森美術館 |
住所 | 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F |
開館時間 | 10:00~22:00 (入館時間は21:30まで) ※火曜日のみ17:00まで (入館時間は16:30まで) |
休館日 | 展覧会会期中無休 |
問い合わせ先 | 03-5777-8600 |
HP | www.mori.art.museum |
デザインの可能性を探る、21_21 DESIGN SIGHT
三宅一生、佐藤卓、深澤直人の3人のディレクターを中心に、日本のデザイン文化を発信する場。民芸、虫、土木、チョコレートなど「日常」をテーマにした展覧会を中心に、デザインを通してさまざまなできごとやものごとについて考え、提案を行う。また、展覧会と合わせてトークやワークショップなど多彩なプログラムを行い、来館者のデザインに対する理解と関心を育くんでいる。長さ54mの鉄板屋根が地面に向かって傾斜するユニークな建物を手がけたのは安藤忠雄。地上一階地下一階建の低層建築で、3つのうち2つのギャラリースペースは地下に埋まっている。大きなガラス窓から自然光を取り込んだ館内は心地よい光で満たされている。
施設情報 | |
施設名 | 21_21 DESIGN SIGHT |
住所 | 東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内 |
開館時間 | 10:00~19:00 (入館時間は18:30まで) |
休館日 | 火曜日、年末年始、展示替え期間 |
お問い合わせ先 | 03-3475-2121 |
HP | www.2121designsight.jp |
アートセンターとしても機能する、国立新美術館
コレクションを持たず、14000㎡という国内最大級の展示スペ
施設情報 | |
施設名 | 国立新美術館 |
住所 | 東京都港区六本木7-22-2 |
開館時間 | 10:00-18:00 (入場は閉館の30分前まで) ※会期中の毎週金・土曜日は20:00まで (7月~9月は21:00まで) ※展覧会によって、観覧時間が異なる場合があります |
休館日 | 毎週火曜日 (火・祝の時は翌平日休館) |
お問い合わせ先 | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
HP | www.nact.jp |
巨匠から気鋭の作家まで幅広く紹介、小山登美夫ギャラリー
初期の村上隆や奈良美智などをいち早く世界へと発信してきたギャラリスト、小山登美夫のコンテンポラリーアートギャラリー。1996年の開廊当初から海外アートフェアへ積極的に参加し、日本の同世代アーティストを国内外に発信し続けており、日本の現代美術の基盤となるトレンドを創出している。現在は菅木志雄、杉戸洋、蜷川実花、Richard Tuttle (リチャード・タトル) などのアーティストに加え、陶芸アーティストの展示にも注力。国境やジャンルにとらわれず巨匠から新たな才能まで幅広い作品にフォーカスし、独自の視点で現代のアートマーケットを牽引する存在だ。2016年より六本木を拠点に移したギャラリーの内装設計を手がけたのは村山徹、加藤亜矢子が共同主催するムトカ建築事務所。温かみのある白い壁や木の建具、レンガの床で作られた空間で、親密な作品鑑賞ができる。
施設情報 | |
施設名 | 小山登美夫ギャラリー |
住所 | 東京都港区六本木6-5-24 complex665 2F |
開館時間 | 11:00〜19:00 |
休館日 | 日曜日、月曜日、祝日 |
問い合わせ先 | 03-6434-7225 |
HP | tomiokoyamagallery.com |
写真やグラフィックを中心とした、タカ・イシイギャラリー東京
ファインアートを学び、プライベート・ディーラーとして活動していた石井孝之が帰国後の1994年に立ち上げた画廊。オープニングを飾った Larry Clark (ラリー・クラーク) の個展をきかっけに出合い、以来27回の個展を開催している荒木経惟をはじめ、森山大道、畠山直哉など日本を代表する写真家を紹介。また、五木田智央、法貴信也、川原直人など気鋭の日本人画家も数多くリプゼントしている。90年代後半には Jack Pierson (ジャック・ピアソン)、Christopher Wool (クリストファー・ウール) など国際的にも評価の高い海外作家を紹介するほか、国内でいち早く映像作品の個展を開催するなど時代のムーブメントを牽引。complex665の3階「東京」スペースでは絵画から映像まで幅広い展示を開催。AXISビル2階に開設している「フォトグラフィー/フィルム」スペースでは細江英公や奈良原一高らの写真作品を展示している。
施設情報 | |
施設名 | タカ・イシイギャラリー東京 |
住所 | 東京都港区六本木6-5-24 complex665 3F |
開館時間 | 11:00~19:00 |
休館日 | 日曜日、月曜日、祝日 |
問い合わせ先 | 03-6434-7010 |
HP | www.takaishiigallery.com |
国際的な著名作家の作品を間近に楽しめる、ペロタン東京
1989年、Emmanuel Perrotin (エマニュエル・ペロタン) がフランスで創業した現代美術ギャラリー。香港、ニューヨーク、ソウルに続き、2017年に東京支店がオープン。気軽に入りやすいガラス張りのギャラリー空間は建築家の André Fu (アンドレ・フー) が設計。営業時間外もギャラリーの外から作品を眺められるパブリックアートのような楽しみ方を発信している。オープニングを飾った Pierre Soulages (ピエール・スーラージュ) をはじめ、Paola Pivi (パオラ・ピヴィ)、TOILETPAPER (トイレットペーパー)、加藤泉、Daniel Arsham (ダニエル・アーシャム)、Sophie Calle (ソフィ・カル)、Bernard Frize (ベルナール・フリズ) などの個展を開催。所属アーティストはJR、Jean-Michel Othoniel (ジャン=ミシェル・オトニエル)、村上隆、MADSAKI (マサキ)、朴栖甫 (パク・ソボ)、徐震®、Josh Sperling (ジョシュ・スパーリング) などワールドワイドな顔ぶれが揃う。
施設情報 | |
施設名 | ペロタン東京 |
住所 | 東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル 1F |
開館時間 | 11:00~19:00 |
休館日 | 日曜日、月曜日、祝日 |
問い合わせ先 | 03-6721-0687 |
HP | www.perrotin.com |