
あの人が通う、パリの美食アドレス vol.2 菊乃・源馬大輔・Hanna
My Paris Table List :
production: Mariko Tase
edit: Yuki Namba
美食の最先端を体験できる街、パリ。ファッション業界のキーパーソンたちは、仕事やプライベートでも、年に何度もこの街を訪れる。そんな彼らが長い滞在のなかで足繁く通うのは、どんな店なのだろう?
今回 TFP では、業界をリードする5人のクリエイターたちに取材。“あの人”の視点で選ばれた、パリのとっておきのテーブルリストをお届け。第2回は、クリエイティブディレクターの菊乃、ディレクターの源馬大輔、PR の Hanna。
あの人が通う、パリの美食アドレス vol.2 菊乃・源馬大輔・Hanna


「le cambodge」
recommended by
菊乃
クリエイティブディレクター

Profile:
写真の専門学校を卒業後、サンフランシスコとロンドンで暮らす。帰国後、デザインオフィスに勤務。2015年に自身のブランド「PURPLE THINGS」を立ち上げたほか、2023年からは米国発のアウトドアブランド「Marmot」のジャパンデザインライン「MARMOT CAPITAL」のディレクターも務める。
le cambodge (ル・カンボジ) は、パリ在住の友人に連れて行ってもらってから、何度も通っている10区のお店。パリ滞在中はいつも毎日のようにベトナム・カンボジア料理を食べますが、ここのボブンがいちばん好み。細い麺が甘酸っぱいソースと絡んで、野菜もたくさん食べられる。ポーションも十分あるのでおなかいっぱい、なのに米麺なので重たくないところも好き。わたしは牛肉をよく選んでる気がします。
店舗名 | le cambodge |
住所 | 10 Av. Richerand, 75010 Paris |
営業時間 | 月曜日~金曜日: 12:00-14:30、19:00-22:30 土曜日~日曜日: 12:00-22:30 |
定休日 | なし |
instagram.com/lecambodge/ |

「Café Jeanne」
recommended by
源馬大輔
ディレクター

Profile:
1975年生まれ。ロンドンのブラウンズに入社、バイヤーとしてのキャリアをスタートさせる。 2002年帰国後、07年に独立し源馬大輔事務所を設立。クリエイティブディレクション、ストアディレクション、インテリア、ミュージック、ファッションに関わる全てに携わる。2021年Case Studyを立ち上げ新たなジャンルにも挑戦中。 2023年、rush productionに所属し、DJも本格始動。
とにかくルーティンを好む性格で、同じ場所にしつこく通う男なんです。頼むものも一緒。シーザーサラダ、フィッシュ&チップス、えびフライみたいなやつ。ドリンクはマルガリータ2杯の後に、グラスの白、シャサーニュ・モンラッシェ。バーテンダーもいつもの。そんなあなたにぴったりです。ルカとかダンに毎晩会うかもしれませんが、それも最高なんです。あのナッツを食べるだけでも、明日のショーはうまくいくはず。大好き。
店舗名 | Café Jeanne – Park Hyatt Paris-Vendôme |
住所 | 5 Rue de la Paix, 75002 Paris |
営業時間 | 7:00-24:00 |
定休日 | なし |
HP | hyattrestaurants.com |

「Clamato」
recommended by
Hanna
PR、クリエイティブディレクター

Profile:
ファッションPRを経て2024年に独立。「Hanna.」を設立し、“Connect the dots”をキーワードに、カルチャーや表現の可能性を広げているPR&クリエイティブディレクター。
ずっと気になっていたシーフードビストロ Clamato (クラマト) に、クリエイティブディレクターの友人に誘われてようやく訪問。こぢんまりとした店内は居心地がよく、スタッフとの距離感もちょうどいい。生牡蠣や蟹などの新鮮な魚介をたっぷり味わえて、パリコレ期間中のちょうどいい栄養補給に。カジュアルながら味はしっかり本格派。ワインとの相性も抜群で、素材の魅力が引き立つシンプルな料理はどれも美味しく、大満足。気づけば会話も弾みっぱなしで、あっという間の楽しい夜に。シーフード好きにはたまらない一軒です。
店舗名 | Clamato |
住所 | 80 Rue de Charonne, 75011 Paris |
営業時間 | 12:00-14:30、19:00-22:30 |
定休日 | なし |
instagram.com/clamato-restaurant |