Martin Margiela (マルタン・マルジェラ) の大規模回顧展がアントワープで開催

Martin Margiela (マルタン・マルジェラ) といえば、そのアバンギャルドかつ圧倒的な創造性で世の中を騒がせてきたアーティストであり、様々な伝説を生み出してきたファッションデザイナーだ。Martin Margiela が惜しまれつつもファッション界から引退して早8年、彼の母校である名門ファッション校、アントワープ王立アカデミーでも知られるファッション都市、アントワープの MoMu にて Martin Margiela の大規模な回顧展が開催されることが明らかになった。展覧会名は、『Margiela: The Hermès Years』。

その名の通り、本展は Margiela が1997年から6年間、アーティスティックディレクターを務めたフランスのメゾン Hermès (エルメス) での功績を讃えるものである。これまでにデザイナー本人とその名を冠したブランドに関する展覧会は開催されきたが、デザイナーと Hermès (エルメス) の関係性にスポットライトを当てた展覧会は、本展が初の試みだと言えるだろう。25,000以上のデザイナーによる Hermès 時代の作品、12シーズンにわたるコレクションが展示されるという。また、本展ではフランスを代表するブランドとデザイナー自身のブランドの関係性も紐解いていくという。

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