(左から) Aya:Tシャツ¥140,000、タートルネックニット¥150,000、パンツ¥190,000、ネックレス¥195,000 | Ami:Tシャツ¥140,000、タートルネックニット¥140,000、パンツ¥195,000、ネックレス¥195,000、すべて Dior(ディオール)

dior
with amiaya

AMIAYA (アミアヤ) が出会う Dior (ディオール) 2019 フォール コレクション

dior
with amiaya

model: AMIAYA
photohgrapher: kiyotaka hamamura
stylist: shotaro yamaguchi
hair: kazuhiro naka
makeup: Mai Kodama
writer: manaha hosoda
editor: daisuke yokota & mikiko ichitani

東京屈指の繁華街、銀座の街並みの中でも一際存在感を放つ「ハウス オブ ディオール ギンザ」のファサードがある日、空山基色に染め上げられた。DIOR と空山基のコラボレーションのきっかけは、東京で発表された DIOR のプレフォール 2019 メンズ コレクションに遡る。空山基による巨大ロボットを会場の中心に据え、レーザービームが飛び交ったランウェイショーは、Kim Jones (キム・ジョーンズ) がメンズウェアにもたらしたメゾンの新たな幕開けを観る者すべての目にしっかりと焼き付けるものだった。そして、空山基のロボットと桜が舞うファサードもまた、太陽の日差しを受けると神々しいまでの存在感を放ち、道行く人々の視線を釘付けにしていた。

dior
with amiaya

AMIAYA (アミアヤ) が出会う Dior (ディオール) 2019 フォール コレクション

(左から) Aya:Tシャツ¥140,000、タートルネックニット¥150,000、パンツ¥190,000、ネックレス¥195,000 | Ami:Tシャツ¥140,000、タートルネックニット¥140,000、パンツ¥195,000、ネックレス¥195,000、すべて Dior(ディオール)

(左から) Aya:Tシャツ¥140,000、タートルネックニット¥150,000、ネックレス¥195,000 | Ami:Tシャツ¥140,000、タートルネックニット¥140,000、ネックレス¥195,000、すべて Dior(ディオール)

(左から) Aya:Tシャツ¥140,000、タートルネックニット¥150,000、パンツ¥190,000、ブーツ¥166,000*参考価格、ネックレス¥195,000 | Ami:Tシャツ¥140,000、タートルネックニット¥140,000、パンツ¥195,000、ブーツ¥166,000*参考価格、ネックレス¥195,000、すべて Dior(ディオール)

(左から) Aya:Tシャツ¥140,000、タートルネックニット¥150,000、パンツ¥190,000、ネックレス¥195,000 | Ami:Tシャツ¥140,000、タートルネックニット¥140,000、パンツ¥195,000、ネックレス¥195,000、すべて Dior(ディオール)

(左から) Aya:Tシャツ¥140,000、タートルネックニット¥150,000、パンツ¥190,000、ブーツ¥166,000*参考価格、ネックレス¥195,000 | Ami:Tシャツ¥140,000、タートルネックニット¥140,000、パンツ¥195,000、ブーツ¥166,000*参考価格、ネックレス¥195,000、すべて Dior(ディオール)

新生 DIOR を祝福すべく、東京の次世代を代表するアイコンたちがファサード前へと集結。彼女たちが纏ったのは、メゾンのヘリテージを継承しつつも、新たな風を吹き込むアーティスティック ディレクター Maria Grazia Chiuri (マリア・グラツィア・キウリ) による 2019 フォール コレクション。第3週を飾るのは、東京を代表するアイコンとしてグローバルに活躍する AMIAYA (アミアヤ)。かつてパリの街に大きな功績を残した Sonia Delaunay (ソニア・ドローネー) 率いる女性グループに触発されたという同コレクションを纏った彼女たちもまた、エネルギーと自信に溢れる凛とした美しさを披露してくれた。

銀座の雑踏の中でも一際目をひく、まっすぐに切り揃えられたショッキングピンクのボブヘアの二人組。愛らしいルックスで大人気の彼女たちだが、モデルだけでなくファッションブランドのクリエイティブディレクターからミュージシャン、DJと想像を絶する忙しい日々を送っている。そんなふたりの着たTシャツに刺繍されているのは「The Subversive Stitch (破壊的なステッチ)」というテキスト。これはロンドン出身の心理療法士兼作家 Rozsika Parker (ローズシカ・パーカー) の著作のタイトルであり、かつてあった女性は針仕事をすべきという風潮を鋭く批判するものだった。今でこそ AMIAYA のように様々な分野で才能を開花させ、評価されている女性たちがいるのは、こうした先人たちのおかげでもある。このメッセージには、そんな全ての女性たちを祝福する Maria Grazia Chiuri の強い思いが込められているに違いない。