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穏やかに、堂々として。甲斐翔真が着るトッズ
TOD’s
Fall Winter 2020 with Shouma Kai
model: shouma kai
photography: kinya ota
styling: shotaro yamaguchi
hair&makeup: manami kiuchi
edit: miwa goroku, waki motoyama
text: miwa goroku
新クリエイティブ・ディレクターに Walter Chiapponi (ヴァルター・キアッポーニ) を迎え、生まれ変わった TOD’S (トッズ) のファースト・コレクション。最高品質のレザーを操るイタリアンクラシックを継承しながら、より表情豊かに進化を遂げたコレクションを、俳優・甲斐翔真がフレッシュかつ大胆に着こなす。(最終回)
いつも、ずっと着ることのできるデイウエア。変わらないという価値観。変わらないけれど、袖を通してわかるちょっとしたシルエットの変化、カラーリングの絶妙なニュアンスなど、今シーズンの TOD’S には、近くで見て触れてこそ伝わってくる新しいセンスが息づいている。
甲斐翔真が着る2ルック目に選んだのは、深いグリーンのレイヤード。艶やかなダウンジャケットに、メリノウールで編んだラウンドネックのニット、フランネルで仕立てたクラシックフィットのボトムス。あとはシューズ次第で、カジュアルにもエレガントにも振ることのできるタイムレスなコーディネート。今回はローファーを合わせて、上品かつ軽快に着地。
多くの選択肢が並ぶ中から、これぞという1枚を選ぶ理由はいつも自分の中にある。デザインが定番的で、着心地が良くて、時代に左右されない色使い。もしくは手持ちの服との合わせやすさが、決め手になる人もいるだろう。今シーズンの TOD’S には、そのすべての点において有力な選択肢が増えている。自分に、あるいは大切な人へ。しっくりきそうなアイテムをまずは1着、手にとるところからはじめたい。
穏やかに、堂々として。甲斐翔真が着るトッズ