夏子とシャネル。眩しい季節に恋焦がれて vol.2
chanel
with natsuko
model: natsuko
photography: takay
styling: tetsuro nagase
hair: taku
make up: yuka washizu
edit & text: manaha hosoda
春の訪れを告げるかのように、街も次第に彩りを増していく今日この頃。CHANEL (シャネル) は今シーズン、眩いほどの輝きを放つウェアの数々を通して、ファッションが高揚感に溢れていた時代を振り返る。スーパーモデルたちが人生を存分に謳歌していた輝かしい1980年代を再現するべく、ランウェイには Inez & Vinoodh (イネス & ヴィノード) を筆頭に数え切れないカメラがモデルたちを待ち構え、一瞬たりとも逃すまいという勢いでシャッターが切られた。
「ファッションとは、服、モデル、そしてフォトグラファー」と語った Virginie Viard (ヴィルジニー・ヴィアール)。ミステリアスな顔立ちとすらっと伸びるプロポーション、独特な存在感で見るものを惹きつける女優・夏子に、ニューヨークを拠点に世界で活躍するTAKAYがレンズを向けた(第2回/全2回)。
夏子とシャネル。眩しい季節に恋焦がれて vol.2
今シーズンのハイライトともいうべき、蝶の羽根がプリントされたシフォンのドレス。万華鏡のような彩りが、気分を盛り上げる。体を包み込むように波打つドレスの中にはカシミヤのトリムが施された総スパンコールのカーディガンをしのばせて、内側から輝きが反射される。思いっきりおしゃれをして出かけたい夜に、最高のパートナーとなるのはブラックレザーのミニドレス。ゴールドのトリミングからウエストをのぞかせた存在感抜群のヒロインルックを纏えば、視線を釘付けにすること間違いなし。