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自分らしさをまとうユニフォーム。上杉柊平とトム ブラウン〈前編〉
thom browne
with Shuhei Uesugi
model: shuhei uesugi
photography: toshio ohno
styling: yoko irie
hair: kazuma kimura
make up: shiho sakamoto
text: manaha hosoda & risa matsumoto
edit: risa matsumoto & shiyori kawamura
2003年、ニューヨークにあるオーダーメイドの店で5着のスーツからスタートした THOM BROWNE (トム ブラウン)。アメリカン・トラッドをモダンに再構築したピースには、着こなし方にも厳格なルールが定められ、細部にいたるまで彼の美学が垣間見える。グレーを基調に、スリムなジャケット、アンクル部分を折り返したトラウザー、4本線をあしらったカーディガン、ホワイトのオックスフォードシャツ、ネクタイ、そして革靴。「ユニフォーミティー (画一性) が真の個性を、真の自信を示している」と語る彼は、現代におけるユニフォームであるスーツに新たな息吹をもたらした。
話題のドラマや映画に立て続けに出演し、俳優として躍進を続けながらも、今年3月に惜しまれつつも解散したヒップホップクルー KANDYTOWN (キャンディタウン) の Holly Q (ホーリー キュー) としてラッパーの顔もあわせ持つ上杉柊平が、THOM BROWNE の定番コレクションを纏い、自分らしさを表現する。
自分らしさをまとうユニフォーム。上杉柊平とトム ブラウン〈前編〉
すっかり肌寒くなった今日この頃、THOM BROWNE のトラディショナルなグレースーツに身を包んだ上杉。ベーシックながらもタイムレスなデザインが、若手俳優の中でも異彩を放つ彼のストイックなアティチュードをより強調する。なめらかで心地よい肌ざわりのジャケットとパンツには、シワになりにくいツイル生地を採用。日中から夜まで、長時間であってもストレスフリーに着こなして。同系色であしらわれた、一目でそれと分かる 4BAR ストライプがファンの心をグッと掴む。
-THOM BROWNE 公式 LINE にてアザーカットを配信中。