現代女性の品格。長澤まさみとドルチェ&ガッバーナのニュー・タキシード vol.3
イタリアシチリア島の穏やかな気候に呼応する、優美なクリエーションと卓越したクラフトマンシップで、モードラバーの心を掴んで離さない Dolce&Gabbana (ドルチェ&ガッバーナ)。2024年 秋冬 コレクションでは、男性の礼服であるタキシードをメゾンが得意とするテーラリングを通して革新的なスタイルを提案。Domenico Dolce (ドメニコ・ドルチェ) と Stefano Gabbana (ステファノ・ガッバーナ) の大胆なクリエイティビティが存分に発揮された。
センシュアルでありながら品格を宿す新しいドレスコードを見事に着こなしたのは、圧倒的な演技力で第一線を走り続ける女優の長澤まさみ。その名前を知らぬ者はいないほどの知名度を誇り、本人のファッションセンスも注目の的である。まもなく公開を迎える主演映画でも異なる女性像を華麗に演じ分けていた彼女に今回は、Dolce&Gabbana のしなやかな女性像を自信たっぷりに体現してもらった。(第3回/全4回)
Dolce&Gabbana
model: Masami Nagasawa
photography: Misuzu Otsuka
videography: Rei Takaji
styling: Rena Semba
hair: Kotaro
make up: Shinobu Abe
edit & text: Honami Wachi
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漆黒の中でひときわ眼を引く深紅の「ディヴォーション バッグ」。献身的な愛を象徴する「サクレハート」の装飾に手作業であしらったパールのDGロゴが絶対的なオーラを放つアイコンバッグ。なめらかなカーフスキン仕立てのコンパクトなサイズに、隠しマグネットホックで開閉もスマートに。手にするだけでスポットライト級の存在感をもたらす。
スカーフを巻いたような、なめらかなシルクのハイネックシャツと、職人技が織りなす巧みなレースのパレオスカートで、ワンランク上の気品をまとう。エレガントなルックにあっても大人の遊び心は忘れずに。足元には立体的なリボンのポインテッドトゥに、ディヴォーション バッグを手に取れば、ロマンティックなバランスが完成する。