EXILE NAOTOとディオール、気取らないエレガンス
踊り、演じ、書き、纏う……どんな壁も垣根も超えて挑戦し続けるEXILE NAOTO。今年には初のソロツアー「NAOTO PRESENTS HONEST HOUSE 2024」を開催し、新境地を作り出した。そんな彼が今シーズンの注目4ブランドを美しく着こなし、メゾンと心を通わせた。ポスタージャックをテーマに撮り下ろされたファッションストーリーを全4回に渡ってお届けする企画の第一回は、伝統的なオートクチュール技法に着目した「ディオール」2024年フォール メンズ コレクションのルック18を身に纏った。繊細かつ華やかな刺繍技術とNAOTOの不屈の精神が交差する。(第1回/全4回)
exile naoto
model: exile naoto
direction&styling: yasuhiro watanabe
photography: kazuki nagayama
hair: go utsugi
make up: yuki komori
poster design: yukio sugaya
text: saki shibata
edit: daisuke yokota
ディオールのメンズ クリエイティブ ディレクターであるキム・ジョーンズは、常に「気取らないエレガンス」を追求し続けている。ディオール 2024年フォール メンズ コレクションは、クリスチャン・ディオールとイヴ・サン=ローランが生み出したオートクチュール技法に着目。メゾンの1952年の「ぺピット」ドレスのストライプ刺繍と、1958年のイヴ・サン=ローランによる花柄刺繍を参照し、洗練されたシャツやジャケットに応用した。長い時間を掛け手作業で一つ一つ紡ぎ合わせるオートクチュール技法は、ディオールの本コレクションによって次の時代へと継承されていく。エレガントでありながら実用性に優れた一着から、美しきファッションの軌跡を感じて。