
ニュアンスに宿る感性。森星とマックスマーラが描く日常の余白 vol.3
1951年にイタリアで創設された Max Mara(マックスマーラ)。凛とした美しさと日常に寄り添うスタイルは、時代を超えて多くの女性に支持され続けている。
2025年プレフォールコレクションのテーマの一つでもある「ペインターズ & ポエッツ (画家と詩人たち) 」。ブランドを象徴するベージュのカラートーンも、深いダークトーンから淡いニュアンスカラーまでを揃え、色使いにこだわりを持つ Max Mara らしく、まるで画家のパレットのような詩的な色彩たちが調和。繊細なグラデーションによって、描き出された絶妙なコントラストが奏でるハーモニー、つまり室内の静謐なプライベートの空間から緑に囲まれた庭園へと続くという物語。プライベートな内面性と自然が溶け合う空間から着想を得た、詩情あふれるスタイリングに胸がときめく。
袖を通したのは、モデル・森星。世界を舞台に活躍する一方で、アートや日本文化、暮らしの美学など、時代とともに変化する価値観にも目を向け、自分らしい表現を模索し続ける姿は、Max Mara が大切にする普遍的なエレガンスと知的な機能美を体現している。(第3回/全4回)
hikari mori
with maxmara
model: hikari mori
photography: takeshi takagi
styling: rena semba
hair: tetsuya yamakata
make up: yumi endo
edit & text: natsume horikoshi
sponsored
