彼女というプレゼンス。太田莉菜とステラ マッカートニー vol.2
ためらいのない足取りと、凛としたまなざし。自分のリズムを知る彼女は、どこか大胆不敵。Stella McCartney (ステラ マッカートニー) が2025年ウィンター コレクションで描いたのは、仕事も自分の時間も、シーンを自在に行き来するレディボスの現在形だ。
80年代のパワードレッシングを彷彿させるような、マスキュリンなシルエット。その隙間からのぞく、センシュアルな気配── 「Laptop to Lapdance」と挑発的に名付けられた、力強さとしなやかさの両方を肯定するワードローブの支点となるのは、新たなシグネチャー「Stella Ryder (ステラ ライダー)」。ヴィーガン素材によるやわらかな質感と端正なフォルム、パワフルな日々にも応える機能性を備えたバッグは、デイ トゥ ナイトを軽やかに生きる女性たちの味方になってくれる。
どんな時も自由で、自分に素直に選びとること。そんな “ステラ ウーマン” の在り方を、太田莉菜が等身大で体現する。(第2回/全3回)
Stella McCartney
with Rina Ohta
model: rina ohta
photography: kiyotaka hamamura
videoography: takachrome
styling: aya tanizaki
hair & makeup: yuko aika
text: nonoka nagase
edit: nonoka nagase & miu nakamura
sponsored
「ステラ ライダー」トートバッグ ¥328,900、ドレス ¥264,000、ブーツ ¥260,700/すべて Stella McCartney (ステラ マッカートニー)
無機質な壁面に映える赤が、彼女の輪郭を際立たせる。手にしたのは、スネークスキンに代わる菌糸由来のクルエルティフリー素材で仕立てられた、新たな表情の「Stella Ryder」。柔らかなフォルムを描きながらも、そのスケール感は雄弁で、ノートパソコンから日常の必需品までを迷いなく受け入れてくれる。抱える仕草さえ、スタイリングの一部として成立する存在感だ。
流れるようなビスコースサテンのミディドレスと、艶やかなサイハイブーツとともに、強さとしなやかさが交差する、誰にも媚びないフェミニティが浮かび上がる。
「ステラ ライダー」 バッグ ¥239,800/Stella McCartney (ステラ マッカートニー)











