bottega veneta
wiith Satomi Ishihara
The Fashion Post
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心ときめくモードの季節。石原さとみが高揚感を纏う vol.3

記号化された正解がひしめいていた昨今のファッションの世界。最新のモードに身を包んだ時の高揚感、ファッションと出会った時に感じた初期衝動。今シーズン、そんな感覚が色彩を取り戻し、私たちが再びモードに恋をする季節がやってきた。いたるところから花開いたクリエイションの数々。似合うかどうかや、人にどう思われるか、なんて正解はない。ただ、自分の心のときめきに従うのみ。各メゾンから届いた独創的なピースを、圧倒的な表現力を持って着こなしたのは俳優の石原さとみ。妥協を許さないプロフェッショナルな姿勢と自由な想像力を持って、ファッションの楽しさを全身で表現してくれた(第3回/全4回)。

bottega veneta
wiith Satomi Ishihara

model: Satomi Ishihara
photography: Masami Naruo
styling: Keiko Miyazawa
hair: Shotaro
make up: Mifune Nakamine
text: Manaha Hosoda
edit: Manaha Hosoda & Miu Nakamura

イントレチャートに代表される、比類なきレザークラフトの伝統を誇る Bottega Veneta (ボッテガ・ヴェネタ) では、これまでのコンテンポラリーな世界観に、新クリエイティブ・ディレクター Louise Trotter (ルイーズ・トロッター) によるしなやかな感性が合流した。デビューコレクションで彼女が試みたのは、メゾンが培ってきた職人技への深い敬意とともに、創業者が提唱した「ソフト・ファンクショナリティ(柔らかな機能性)」を現代的に再定義すること。なかでも息を呑むのは、イタリアの伝統工芸であるムラーノグラスの輝きを、リサイクル素材を使用した合成素材のフリンジスカートで再現したスカートやドレスの数々。光を捉えて複雑に乱反射し、動くたびに表情を変えていく。ここで語られる”機能性”とは、実用性や効率を求めるものではなく、着る人の自由を損なわず、イマジネーションを現実にする、ファッションの真の豊かさと喩えられるかもしれない。

ニット ¥300,300、スカート ¥3,080,000、シューズ *参考商品/すべて Bottega Veneta (ボッテガ・ヴェネタ)