国木田彩良が男装の麗人に、Saint Laurent (サンローラン) のタイムレスな「ル・スモーキング」にフォーカス
Fashion
国木田彩良が男装の麗人に、Saint Laurent (サンローラン) のタイムレスな「ル・スモーキング」にフォーカス
Saint Laurent
with Saira Kunikida
model: Saira Kunikida at ImageTokyo
photographer: Kento Mori
stylist: Shunsuke Okabe at The Fashion Post
Hair&Makeup: Rie Shiraishi
本格的な夏の到来だ。ビーチ、バカンス、パーティー。真夏のドレスアップは、選択肢が多いからこそ難しい。華やかなプリントのソワレ、スパンコールのマイクロドレス、ストリート派ならジャンプスーツもアリ。しかしストイックなアティテュードを貫くなら、スリークなタキシードでマニッシュに決め込むというのも大いに有効だ。1966年にモードの帝王 Yves Saint Laurent (イヴ・サンローラン) によって世に放たれた「ル・スモーキング」は、メンズのタキシードをベースにしながらもそのシルエットは至極フェミニンであり、削ぎ落とされたシンプリシティと洗練されたモダニティは時代を超えて愛され続けるアイコンだ。シックなピークドラペルに即章付きのペンシルパンツ、フェティシズムを掻き立てるスティレットシューズ、敢えてノーアクセサリーで挑むのは玄人向け。
Q&A With Saila
— ハイヒール派?スニーカー派?
どちらも履くけど、ハイヒールを履いた時の高揚感は認めざるを得ないわね。足を通した途端に姿勢が変わるの。バッグだって、もしかしたら男性だってある種のアクセサリーみたいなものでしょ (笑) でも靴は他のどんなアイテムよりも “Intimate (親密)” だから、自信を与えてくれるものが必要ね。
— デートの待ち合わせに起きちゃった!出かける前にすることと言えば、リップ?マスカラ?髪の毛を整える?
私の母親がいつも言ってたの。「It’s better to get late than looking ugly. (時間を守ることよりも身だしなみを優先しなさい)」って。だから男性は私が約束に遅れても、文句は言えないってわけ。
— 今までで一番高価な買い物は?
買い物をするとき値段を見ないと言ったら嘘になるけど、でも本当に価値があると信じて、心から望んで買ったものはプライスレスなの。だから、自分の買い物を高価か高価で無いかという尺度であまり考えてないわ。むしろ安いもので後々使わなくなったものの方が、高価な買い物ね。答えになってる?
— “Guilty pleasure (ダメだと分かっていてもやめられない衝動)” は?
M&M’S® (エムアンドエムズ) のチョコレート。大好きなの。