リモワの新色と想像の旅にでる。とんだ林蘭
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rimowa
with ran tondabayashi
model: ran tondabayashi
photography: kanto kurosawa
interview & text: risa matsumoto
edit: manaha hosoda & risa matsumoto
アイコニックなスーツケースで時代を超えて愛され続ける RIMOWA (リモワ) の定番コレクション「ESSENTIAL (エッセンシャル)」。最新のシーズナルカラーとして、完熟したザクロやアガベ (多肉植物) を彷彿とさせる「グラナダ ピンク」と「ヴェルデ グリーン」が仲間入りした。
今回『The Fashion Post』と、姉妹サイト『Droptokyo』では、とびっきりプレイフルな新作の魅力を伝えるべく、いま注目したいクリエイターたちを起用。それぞれに、新色からイメージを膨らましたショートムービーをつくってもらった。
ここでは、イラストやコラージュなど多彩な手法で、シュールかつチャーミングな世界を織りなすとんだ林蘭に、今回制作したムービーについて話を聞いた。
リモワの新色と想像の旅にでる。とんだ林蘭
Journal
—まず、今回のムービーはどんなインスピレーションからスタートしたのでしょうか?モチーフやテーマなどあれば教えてください
コラージュをテーマに制作を進めたのですが、ひとりでコラージュームービーを作るのが久しぶりだったので、しばらく使ってなかった部分の頭を使いました(笑)。今回は RIMOWA のスーツケースを主役に、自分が本来好きなテイストやモチーフを散りばめています。自分の作品は普段から、日常に溢れているものをインスピレーションに、身の回りにあってすぐに手に入るものを組み合わせて違った見え方にすることをテーマにしているのですが、今回もりんごやネジ、バラなどの見慣れたモチーフからうまれる違和感を楽しんでもらえたらと思ってます。
—今回使われたモチーフのなかで、特に意味を込めた部分はどこでしょうか?
新色がプレイフルな色味ということもあり、自分の作品らしくシュールさは残しつつ、ダークになりすぎないように意識しました。なのでいつもの自分の作品より、明るいイメージになっていると思います。
—RIMOWA の新色を見たとき、どんな印象を受けましたか?また、それは作品にどう反映されましたか?
まず、あまりみたことない色味がスーツケースに落とし込まれていて、珍しいなと思いました。実物を見ても、エナメル感がかわいくて。なので、この絶妙な色味が映えるように、作品の色使いも決めました。今回、3つのコラージュームービーを繋げているんですけど、実は全部に白が入っているんです。写真を使ったコラージュだと、普段こういったベタな白は使わないんですが、だからこそ白が作り出す違和感が面白いなと思って。新色のスーツケースが鮮やかなこともあり、白を使った余白が3つの映像の統一感を出してくれているんじゃないかなと。
—「旅」を表現するうえで、意識したことはありますか?
自分にとっての旅って、日常の延長線上にあるものなんですね。もちろん、旅行行くぞっていう場合もあるんですが、日常の地続きとして旅を楽しむのが好きなんです。予定を詰め込むすぎるよりは、のんびり生活するみたいに過ごすのがあっているみたいで。なので今回の作品も、日常のなかにあるものをモチーフにしているんです。

クラフツマンシップと最先端の技術が息づく本コレクションは、プレミアムポリカーボネートを採用。衝撃への強さと軽さを兼ね備え、旅の頼もしい相棒となってくれる。 「エッセンシャル」トランク プラス グロスグラナダピンク ¥226,600/RIMOWA (リモワ)
—RIMOWAというブランドはどんなイメージでしたか?
一緒に旅をする友人も使っていたり、おしゃれな人が持っているイメージです。ミニマルで時代が変わっても変わらないかっこよさがあるというか。スーツケースってお洋服と違って、目的があって必要な時に手にするものだからこそ、自分のテンションがあがるものがいいなと思ってて。それが RIMOWA だったら、自分の気分も絶対にあがるし、特別なスーツケースですね。
—では、今回実際に使ってみてどうでしたか?
やっぱり滑りがスムーズだなっていうのと、撮影で使った「トランク プラス」はフォルムが特徴的で、左右で収納できる大きさが違うので、色んな使い方ができそうだなって思いました。
—「旅」から得たインスピレーションで、作品を制作することはありますか?
海外に行くと特にそうなんですが、目から入ってくる情報がやはり多いので、そのときに撮った写真を後から使うこともありますね。東京とはまた違う景色が見れるし、そこで生活している人のスタイルも全然違う。スーパーにある野菜もかわいいから、素材撮りの時間もたまに発生します(笑)。
—最後に、とんだ林さんにとって「旅」はどんな意味を持ちますか?
普段の生活圏内とは違うところに行くって、やっぱり自然と気持ちも一段あがるし、費用がかかるからこそ楽しむぞって気持ちもより一層強くなる。その状態ってすごくいいなって思うんです。移動の道中から、面白いものを探している自分がいたり。でも、言い換えれば日常もきっとそういった気持ちで過ごせるはずで。毎日同じ場所で過ごしていても、その時々で起こっていることは違うから、普段からそういった気持ちを大事にしたいなって旅に出ると気付かされますね。日常の楽しみ方の再確認をするものだと思っています。
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