『theFashionSpot (ザ・ファッション・スポット)』が過去15年間で最も話題を集めたコレクション、キャンペーン、マガジンカバーを発表
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『theFashionSpot (ザ・ファッション・スポット)』が過去15年間で最も話題を集めたコレクション、キャンペーン、マガジンカバーを発表
"theFashionSpot" Revealed Its 15 Most Popular Topics
今年で15周年を迎えたファッションウェブサイト『theFashionSpot (ザ・ファッション・スポット)』が、これまでサイト上で最も話題を集めたブランドのコレクションやキャンペーン、マガジンカバーを発表した。
今年で15周年を迎えたファッションウェブサイト『theFashionSpot (ザ・ファッション・スポット)』が、これまでサイト上で最も話題を集めたブランドのコレクションやキャンペーン、マガジンカバーを発表した。
2002年に完全招待制の業界関係者とファッションファンによるコミュニティプラットフォームとしてローンチされた『theFashionSpot』は、現在では71,000人もの会員を誇り、影響力を持つファッションウェブサイトとして広く知られている。同サイトの強みは、何と言ってもコミュニティと呼ばれるファッションについて論じ合う掲示板の存在だ。そして、15年という記念すべき節目を迎えた同サイトは、16万以上にわたるスレッドの内で最も話題を集めた15つのスレッドを発表。
注目すべきは、『theFashionSpot』の会員に最も人気があったブランドのコレクションやキャンペーン、マガジンカバーだ。コレクションには、Nicolas Ghesquière (ニコラ・ジェスキエール) による Balenciaga (バレンシアガ) の2006年春夏コレクションと Victoria’s Secret (ヴィクトリアズ・シークレット) の2005年のランウェイショーがランクイン。
キャンペーンでは、Steven Meisel (スティーヴン・マイゼル) 撮影による Prada (プラダ) の2009年春夏キャンペーン、Mert & Marcus (マート&マーカス) が手掛けた Lindsay Lohan (リンジー・ローハン) を起用した MIU MIU (ミュウミュウ) 2007年春夏キャンペーンと Naomi Campbell (ナオミ・キャンペル) や Natalia Vodianova (ナタリア・ヴォディアノヴァ) らを撮影した Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン) 2008年春夏キャンペーンが選ばれた。
マガジンカバーは、やはり『Vogue (ヴォーグ)』が独占する結果になった。米版『Vogue』からは、Steven Meisel が Sasha Pivovarova や Jessica Stam (ジェシカ・スタム)、Coco Rocha (ココ・ロシャ)、Chanel Iman (シャネル・イマン)、Lily Donaldson (リリー・ドナルドソン)、Agyness Deyn (アギネス・ディーン) などを撮影した2007年5月号、Annie Leibovitz (アニー・リボヴィッツ) が撮影した Kim Kardanshian (キム・カーダンシアン) と Kanye West (カニエ・ウエスト) の2014年4月号。イタリア版『Vogue』では、即ソールドアウトしたと言われている伝説の2008年7月号「A Black Issue」が選ばれた。一冊丸ごと有色人種のみをモデルに起用した同誌は、今でも最も革新的なファッション誌の歴史の1ページとして語り継がれている。カバーは、Steven Meisel が撮影した。
また、Alexander McQueen (アレキサンダー・マックイーン) の自殺や Christian Dior (クリスチャン・ディオール) による John Galliano (ジョン・ガリアーノ) の解雇などファッション界に衝撃をもたらした大事件もリストに連なった。
リストを見ると、Steven Meisel とMert & Marcus が絶大な支持を集めていることが興味深い。あなたの記憶に残っている作品はあっただろうか?気になる方は、是非コチラでチェックして欲しい。