Sofia Coppola (ソフィア・コッポラ) 監督最新作『The Beguiled (原題)』が第70回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞、日本では今冬公開予定
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Sofia Coppola (ソフィア・コッポラ) 監督最新作『The Beguiled (原題)』が第70回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞、日本では今冬公開予定
The Cannes Film Festival: Sofia Coppola Wins Best Director Prize For 'The Beguiled'
Sofia Coppola (ソフィア・コッポラ) 監督最新作『The Beguiled (原題)』が、第70回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。また、本作に出演した Nicole Kidman は第70回記念名誉賞を受賞。
Sofia Coppola (ソフィア・コッポラ) 監督最新作『The Beguiled (原題)』が、第70回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。また、本作に出演した Nicole Kidman (ニコール・キッドマン) は第70回記念名誉賞を受賞。Sofia Coppola が、カンヌ国際映画祭コンペティション部門へ出品したのは、『マリー・アントワネット』(2006) 以来11年ぶり。日本では今冬公開予定だ。
Thomas P. Cullinan (トーマス・P・カリナン) が、1966年に発表した同名小説『The Beguiled (ザ・ビグイルド)』が原作である。Don Siegel (ドン・シーゲル)監督、Clint Eastwood (クリント・イーストウッド) 主演で1971年にも映画化された。舞台は南北戦争がおきた1860年代、ヴァージニアの男子禁制の女学園。負傷していた北軍兵士を見つけ、治療すべく学園内にいれたことから、女性たちは性に過敏になり、競争心が生まれ、驚くべき事態へと展開していく。キャストは兵士役に Colin Farrell (コリン・ファレル)、女性陣に Nicole Kidman、Kirsten Dunst (キルスティン・ダンスト)、Elle Fanning (エル・ファニング) らが出演。過去に Sofia Coppola の監督作にも登場した面々も揃い、自身の集大成作品とも捉えられる。会期中のインタビューで Sofia Coppola は「本作は Siegel 監督の作品と同じ物語を下敷きにしているけど、新たな解釈であって、リメイクではないの。女性の登場人物の視点から描いた作品よ。」と本作のオリジナリティを説いた。 また、主要キャラクターである校長を演じた Nicole Kidman は「本作を監督するのは女性でなければならないと思うわ。女性の本質から作り出される物語なの。」と語る。