プラダ財団が Alejandro G. Iñárritu (アレハンドロ・G・イニャリトゥ) による VR インスタレーションを公開
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プラダ財団が Alejandro G. Iñárritu (アレハンドロ・G・イニャリトゥ) による VR インスタレーションを公開
Foundazione Prada Milan Launched VR Film By Alejandro G. Iñárritu
ミラノのプラダ財団は 2017年6月7日(水)から2018年1月15日(月)までの期間、『レヴェナント: 蘇えりし者』(2016) や『バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2015) などで知られるメキシコ人映画監督 Alejandro G. Iñárritu (アレハンドロ・G・イニャリトゥ) による VR インスタレーションを公開している。
ミラノのプラダ財団は 2017年6月7日(水)から2018年1月15日(月)までの期間、『レヴェナント: 蘇えりし者』(2016) や『バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2015) などで知られるメキシコ人映画監督 Alejandro G. Iñárritu (アレハンドロ・G・イニャリトゥ) による VR インスタレーションを公開している。この度公開された『CARNE y ARENA (Virtually Present, Physically Invisible)』(『肉と砂』(バーチャルには存在するが、物理的には見えない) は、レジェンダリー・エンターテインメントとプラダ財団が制作および出資した VR インスタレーションで、第 70 回カンヌ国際映画祭で世界初公開された。
本作は Alejandro G. Iñárritu が出会った、祖国メキシコや中央アメリカからの多くの移民や難民のパーソナルな体験を基に制作された。最先端のヴィジュアルテクノロジーを採用して作り出された広大な空間を一人一人が歩き、難民の一群が辿ったパーソナルな旅の断片を追体験することができる。撮影は Alejandro G. Iñárritu 作品で過去アカデミー賞を3度受賞した経歴を持つ Emmanuel Lubezki (エマニュエル・ルベツキ)。Mary Parent (メアリー・ペアレント) と ILMxLAB がプロデュースを担当した。Alejandro G. Iñárritu は本作の公開に際し、以下のように述べている。「VR 技術を駆使して人間の実態を探るのが狙いです。物事を観察するだけのフレームという概念を打ち破り、訪れた人が直接、移民の足で歩き、 移民の肌で感じ、移民の立場になって考えることのできる空間にしたかったのです。」