菊地凛子主演、こだわりのつまった上質な短編映画『ハイヒール〜こだわりが生んだおとぎ話』が公開

菊地凛子主演、上映時間30分の短編映画『ハイヒール〜こだわりが生んだおとぎ話』が6月24日(土)より全国で公開する。本作は4015年を舞台とする詩的なファンタジー映画。女優の菊地凛子が演じるのは、主人公である性別不明のアンドロイド靴職人 Kai。そのほか大河ドラマ『花燃ゆ』にレギュラー出演の小島藤子、映画『水の声を聞く』(2014) 主演の玄理、モデルで数々の雑誌の表紙を飾る谷口蘭が脇を固める。単独上映では珍しい、30分という短編作品ながら、スタッフから衣装まで、とてもこだわりのつまった豪華な作品となっている。

©︎ Lander Inc.

監督は日本を拠点に活動している、韓国人の Inchul LEE (イ・インチョル)。新人らしからぬパワフルな表現力、独自の世界観を創造し、カンヌ国際映画祭ディレクターから映像美や詩的な魅力などが評価された。劇中に登場するアニメーションは  Mr.Children のミュージックビデオなど多く担当する映像作家半崎半崎信半崎信朗が担当。編集には日本アカデミー賞最多8度の受賞をしている上野聡一が参加している。さらに注目すべきは Chanel (シャネル) の特別協力による衣装だろう。2007年にクルーズコレクションの広告塔に抜擢されて以来、ブランドからの寵愛を受け続けている菊地凛子だからこそ、実現した夢のような世界観が広がっている。さらに、劇中に登場する個性的な靴は日本を代表するシューズデザイナー Mihara Yasuhiro (ミハラヤスヒロ) の協力により製作された。キャストのスタイリングを手がけたのは一流モード誌やセレブリティからの信頼の厚い仙波レナ。出勤前や、ランチタイムといった隙間時間で上質な世界に誘う、新たな映画のスタイルが誕生した。

＜あらすじ＞
時は4015年。真剣に靴を作り続ける靴職人Kay(カイ・菊地凛子)。Kayにとって靴を作ることそのものが最も尊く大切なことである。ある日、自分の好みを靴を作りたいという客がKayにハイヒールをオーダーする。何度も何度も作りなおしてやっと完成した完璧なハイヒール。ところが客が履いてみると、片方のサイズがほんのすこし合わない。Kayは必ず解決すると客を説得し、再びハイヒールと向かい合うが…。

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