Rinko Kawauchi To Hold Photo Exhibition 'Halo'

川内倫子の4年ぶりとなる写真集『Halo』の刊行を記念し、都内二ヵ所の書店にて写真展を開催

Rinko Kawauchi To Hold Photo Exhibition 'Halo'
Rinko Kawauchi To Hold Photo Exhibition 'Halo'
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川内倫子の4年ぶりとなる写真集『Halo』の刊行を記念し、都内二ヵ所の書店にて写真展を開催

Rinko Kawauchi To Hold Photo Exhibition 'Halo'

川内倫子がオリジナルの写真集としては、2013年に発表した『あめつち』から4年振りとなる、最新作『Halo』を8月末に発売する。写真集の発売に先駆け、POSTと森岡書店の二カ所で写真展を開催、会場にて先行発売を行う。森岡書店は、プリント作品をメインに、POSTでは本邦初公開の映像をメインにした展示を予定している。

『Halo』by Rinko Kawauchi ¥7,800

『Halo』by Rinko Kawauchi ¥7,800

川内倫子がオリジナルの写真集としては、2013年に発表した『あめつち』から4年振りとなる、最新作『Halo』を8月末に発売する。写真集の発売に先駆け、POSTと森岡書店の二カ所で写真展を開催、会場にて先行発売を行う。森岡書店は、プリント作品をメインに、POSTでは本邦初公開の映像をメインにした展示を予定している。

本作のテーマである『Halo』は、「円光」や「後光」という意味のほかに、いくつもの星からなる球状星団が、銀河系の周囲を包み込む領域の呼称でもある。映し出されるのは、2010年のブライトン・フォトビエンナーレのコミッション・ワーク以降も撮影を続けている、イギリスで旋回を繰り返す無数の渡り鳥の姿。中国・河北省の村で300年以上続く「灯樹花」という祭りでは、花火の代わりに鉄くずを溶かし壁にぶつける勇ましい男たち。また、神在月と呼ばれる旧暦の10月に出雲大社で執り行われる神迎祭。八百万の神々を迎えるため、夕刻、稲佐の浜で御神火が焚かれる。参拝者が見守るなか夜の海に光る雨粒たち。自然と人間の潜在的な関係性と、祈りにも似た生命の力強さが、暗闇に対する恐怖と静寂、光に向けての希望と喜びを内包し描かれる。これまでの作品からさらなる飛躍をみせる、川内倫子の新境地といえるだろう。

展覧会情報
展覧会名 Halo
開催期間 2017年6月27日(火)〜7月16日(日)
場所 森岡書店
住所 東京都中央区銀座1-28-15鈴木ビル
営業時間 13:00~20:00(7月16日は17:00まで)
定休日 月曜日
入場料 無料
問い合わせ先 03-3535-5020
展覧会情報
展覧会名 Halo
開催期間 2017年6月30日(金)〜7月23日(日)
場所 POST
住所 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
営業時間 12:00~20:00
定休日 月曜日 (祝日は通常営業)
入場料 無料
問い合わせ先 03-3713-8670
HP www.post-books.info
書籍情報
書籍名 Halo
アーティスト 川内倫子
出版元 HeHe、Aperture (米)
価格 ¥ 7,800
装丁 ハードカバー
体裁 31.5cm × 23cm
頁数 96頁