ジェーン・バーキンの愛娘ケイト・バリーの死から4年、追悼写真展「ACTRICES」が原宿のBOOKMARCにて開催

Photo by Kate Barry

Jane Birkin (ジェーン・バーキン) と世界的音楽家 John Barry (ジョン・バリー) の間に生まれ、Charlotte Gainsbourg (シャルロット・ゲンズブール)、Lou Doillon (ルー・ドワイヨン) の姉でもある写真家の Kate Barry (ケイト・バリー)。愛情深く、多くの人々に愛された彼女がパリのアパルトマンにて身を投げ逝去し、パリを悲しみに染めた日から4年の月日が流れた。生前、東北大震災の南三陸の女性被害者たちを支援する「アマ プロジェクト」(代表: 村上香住子) を母ジェーンと共に積極的に活動を助け、 現地にも足を運ぶなど日本への深い愛情を注いでくれた彼女の追悼写真展「ACTRICES」が4月9日(月)から一週間、原宿の BOOKMARC (ブックマーク) にて開催される。

両親は彼女が生まれた年に離婚し、Kate は Jane Birkin の２人目のパートナーである Serge Gainsbourg (セルジュ・ゲンズブール) によって育てられた。17歳でパリのオートクチュールのデザイン校に入学、 卒業後は Saint Laurent (サンローラン) のアトリエに入り、 その後独立し自身のブランドをスタートするも、運営面でつまずき翌年閉鎖するという経歴を持つ。28歳の時に写真界への転向を志し、写真学校へ進学。プロのカメラマンとして遅咲きのスタートを果たした。彼女の写真は鋭い感性や斬新な構図で、 女性ファッション誌で注目され、 その後『Vogue』や『ELLE』で、 独自のスタイルで写真家としてのキャリアを積んだ。 家族だけでなく、 フランス映画界を彩る女優たちのポートレートを得意とした彼女を偲ぶこの展覧会は欧州を中心に開催され、この度日本に初上陸となった。会場では、日本での展示にあわせて特別に作られた高品質な白黒オフセット印刷による限定500部のエキシビション図録も特別に販売。会期前夜の18時からは Charlotte Gainsbourg を招いたオープニングレセプションも開催される。

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