アンディ・ウォーホルからゲルハルト・リヒターまで!ニューヨークの社会派女性キュレーター、アマンダ・シュミットを迎えたグループ展が銀座にて開催中
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アンディ・ウォーホルからゲルハルト・リヒターまで!ニューヨークの社会派女性キュレーター、アマンダ・シュミットを迎えたグループ展が銀座にて開催中
THE CLUB Presents New Exhibition "Defacement" Curated By Amanda Schmitt
by Manaha Hosoda
ニューヨークを拠点にこれまで40以上もの展覧会を手掛けてきた Amanda Schmitt (アマンダ・シュミット) をゲストキュレーターに迎えたグループ展「Defacement」が GINZA SIX (ギンザ シックス) の THE CLUB (ザ クラブ) にて開催中だ。会期は、8月31日まで。
ニューヨークを拠点にこれまで40以上もの展覧会を手掛けてきた Amanda Schmitt (アマンダ・シュミット) をゲストキュレーターに迎えたグループ展「Defacement」が GINZA SIX (ギンザ シックス) のアートギャラリー THE CLUB (ザ クラブ) にて開催中だ。会期は、8月31日まで。
Amanda Schmitt は、アートを通して現代社会が抱える問題を見つめ直し、力強いメッセージを発信し続けている若手キュレーター。過去にアート雑誌『Artform』で働いていた経験を持つ彼女は、社会現象を巻き起こしている「#MeToo」運動で同誌在籍時にセクシャルハラスメント被害を受けた経験を明らかにし、アート業界の問題を浮き彫りにした。そんな彼女の勇気ある行動は各界から支持を得て、2017年には『TIME Magazine』の「Peson of the Year」に選出されるなど大きな話題を集めた。
そんな彼女がキュレーションを務めた本展では、「Defacement」というタイトルのもと、50年台後半に台頭した前衛グループ「シチュアシオニスト・インターナショナル」をフィーチャー。脹らむ資本主義経済による大量消費社会に反抗し、その後の芸術や社会理念に大きな影響を与えることとなった彼らの作品を通して、今もなお絶えず膨大な量の生産と消費が繰り返される現代社会に破壊とは何を意味するのか、そこから新たな価値はどのようにして見出されていくか、という疑問を投げかけている。本展では、Andy Warhol (アンディ・ウォーホル) や Gerhard Richter (ゲルハルト・リヒター)、「シチュアシオニスト・インターナショナル」のメンバーであった Jacqueline de Jong (ジャクリーン・デ・ヨング) をはじめ、日本ではなかなか見る機会の少ない若手アーティストまで、現代アーティスト12人の作品を展示。銀座に立ち寄った際には是非、アート作品を通して現代社会が直面している問題を一度見つめ直してみてはいかがだろうか。
展覧会情報 | |
展覧会名 | Defacement |
会期 | 2018年7月14日(土)~8月31日(金) ※8月27日は休廊 |
会場 | THE CLUB (銀座蔦屋書店内) |
住所 | 東京都中央区銀座6丁目10-1 GINZA SIX 6F |
時間 | 11:00-19:00 |
問い合わせ先 | 03-3575-5605 |
HP | theclub.tokyo |