1960年代に生まれた「ノーザン・ソウル」から着想を得た Stella McCartney (ステラ マッカートニー) 2019年冬コレクション
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1960年代に生まれた「ノーザン・ソウル」から着想を得た Stella McCartney (ステラ マッカートニー) 2019年冬コレクション
Stella McCartney Winter 2019 Collection
by Manaha Hosoda
本コレクションでデザイナーが着想を得たのは、英国のクラブカルチャー「ノーザン・ソウル」。この「ノーザン・ソウル」とは1960年代にイギリス北部の労働階級の若者から生まれ、その後レイヴ・カルチャーに大きな影響を与えることになった音楽のムーヴメント。メンズ、ウィメンズどちらのルックにも登場したワイドレッグのパンツをはじめ、Stella McCartney らしいリラックスしたムードはそのままに「ノーザン・ソウル」から影響を受けたエネルギー溢れるルックが続いた。
Stella McCartney (ステラ マッカートニー) が2019年冬コレクションをパリにて発表した。
本コレクションでデザイナーが着想を得たのは、英国のクラブカルチャー「ノーザン・ソウル」。この「ノーザン・ソウル」とは1960年代にイギリス北部の労働階級の若者から生まれ、その後レイヴ・カルチャーに大きな影響を与えることになった音楽のムーヴメント。メンズ、ウィメンズどちらのルックにも登場したワイドレッグのパンツをはじめ、Stella McCartney らしいリラックスしたムードはそのままに「ノーザン・ソウル」から影響を受けたエネルギー溢れるルックが続いた。
勿論、Stella McCartney を語る上で欠かせないのが、サステナブルな取り組みの数々。今シーズンは、絶滅危機にあるインドネシア・スマトラ島のルセルエコシルテム森林保護区を救うため大切な人に一本の木を捧げる「#ThereSheGrows」キャンペーンの一環として、ランウェイをキャンペーンに賛同する人々のメッセージが覆っていた。また、ブランドのステートメントを主張するマルチカラーのアップサイクリングドレスはリサイクルのヴィンテージTシャツをリメイクしていたり、メンズのアップサイクリングミリタリーコートはワックスパネルの切れ端や寄せ集めから生み出されたりと、ユニークな試みがいくつも行われている。
他にも新作のバーガンディブラウンの「Fur-Free-Fur (ファー フリー ファー)」やネオプレンに代わる植物由来の Yulex ™製ソックインサートを採用したブランド史上最もサステナブルな英国のブーツブランド「ハンター」とのコラボレーションブーツなども登場。またネブラスカ出身のテキスタイルアーティスト Sheila Hicks (シェイラ・ヒックス) など見逃せないポイントが盛り沢山。コレクション全体を通してオーガニックコットンやエコキャンバスに加え、認証された森林から調達されたサステナブル ビスコースなどを用い、ブランドのアティチュードを明確に表明した。
問い合わせ先/ステラ マッカートニー カスタマーサービス 03-4579-6139
HP:stellamccartney.com