ベルギー人コラージュアーティスト Katrien De Blauwer (カトリアン・デ・ブラウワー) による展覧会が恵比寿の POST にて開催中
News
ベルギー人コラージュアーティスト Katrien De Blauwer (カトリアン・デ・ブラウワー) による展覧会が恵比寿の POST にて開催中
Katrien De Blauwer
presents an exhibition at Post
ファッション性は勿論、まるで映画の1シーンを切り取ったようなストーリー性も感じる独特のコラージュ作品に注目。
国内でも人気を博すベルギー人コラージュアーティストの Katrien De Blauwer (カトリアン・デ・ブラウワー) の展覧会が恵比寿のブックショップ POST 内の mini gallery にて開催中だ。会期は、6月1日から7月21日まで。6月5日には作家本人によるブックサイニングも開催される。
Katrien De Blauwer (カトリアン・デ・ブラウワー) はベルギー・ロンセ出身の女性アーティスト。古い雑誌や新聞から集めたイメージで織りなされる独特のコラージュ表現が絶大な評価を得ている。もともとはアントワープ王立芸術アカデミーでファッションを勉強していた経歴もあり、ファッション性は勿論のこと、まるで映画の1シーンを切り取ったようなストーリー性も感じる作品が多い。
これまで世界各地で展覧会を成功させ、名だたるファッション誌へも寄稿するなどしてきた彼女だが、2018年に LIBRARYMAN (ライブラリーマン) から刊行された「WHEN I WAS A BOY」は瞬く間に完売するほどのヒットを記録。続いて、LIBRARYMAN より新たに「WHY I HATE CARS」を2019年に刊行した。
「WHY I HATE CARS」は、作者が追求してきた「カメラを用いない写真」という概念はそのままに、絵の具やクレヨンを取り入れ、作者のノートの手記も抜粋して収録するなど新たな試みがなされている。今回の展覧会では新刊を記念して、同作のスペシャルエディションに付属されたプリント5種が展示され、書籍も販売される。加えて、会場では LIBRARYMAN より400部限定で同時刊行された「DIRTY SCENES」も先行発売されるというので、お見逃しなく。