サンダンス映画祭グランプリ監督が放つ、青春映画の金字塔『ウィーアーリトルゾンビーズ』がついに公開
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サンダンス映画祭グランプリ監督が放つ、青春映画の金字塔『ウィーアーリトルゾンビーズ』がついに公開
"we are little zombies"
to launch in japan from june 14
by Daisuke Yokota
『そうして私たちはプールに金魚を、』(2017) が第33回サンダンス映画祭ショートフィルム部門でグランプリを受賞した新鋭・長久允監督の長編デビュー作『ウィーアーリトルゾンビーズ』が6月14日(金)より公開。
前作『そうして私たちはプールに金魚を、』では、
今回、長久が満
どのカットを切り出してもキーカットになる画しか撮らないと決め、絵コンテとビデオコンテを撮影前の段階から緻密に詰めていくスタイルは、広告代理店出身、CMプランナーとしても活躍する長久ならではといえるだろう。衣装デザインに writtenafterwards (リトゥンアフターワーズ) の山縣良和、ヘアメイクには加茂克也、そして美術セットデザインはアーティストユニット magma (マグマ) という一流クリエイターたちが集結、極彩色の想像力溢れる長久ワールドを精巧に再現した。
劇中に流れる音楽もまた、徹底的にこだわり抜かれている。今回、2時間の劇中で使用される楽曲数はなんと90曲以上。主人公の相棒であるポケットゲームの世界を映画全体に落とし込み、ストーリーのテンポを刻むように8bit音楽が映像を彩る。物語の中心となる劇中で結成されるバンド “LITTLE ZOMBIES” の楽曲は、ブルックリンを拠点とするバンド LOVE SPREAD (ラブ スプレッド) と共同で制作したもの。中でもシナリオ上の設定同様に3分間ワンカットで iPhone によって撮影されたMVのシーンは、中毒性のあるサウンドと長久が書き上げたオリジナルのリリックと合わせて Youtube では公開前から大きな話題となり、ソニー・ミュージックからメジャーデビューが決まるなど映画の枠に収まらない社会現象を巻き起こしている。
<あらすじ>
火葬場で出会ったヒカリ、イシ、タケムラ、イクコは、両親を亡くしても泣けなかった。ゾンビのように感情を失った彼らは自分たちの心を取り戻すため、もう誰もいなくなってしまったそれぞれの家を巡りはじめる。やがて彼らは、冒険の途中でたどり着いたゴミ捨て場で “LITTLE ZOMBIES” というバンドを結成。そこで撮影した映像が話題を呼び社会現象まで巻き起こす大ヒットとなるが、4人は思いがけない運命に翻弄されていく—
作品情報 | |
タイトル | ウィーアーリトルゾンビーズ |
監督 | 長久允 |
出演 | 二宮慶多、水野哲志、奥村門土、中島セナ、佐々木蔵之介、工藤夕貴、池松壮亮、初音映莉子、村上淳、西田尚美、佐野史郎、菊地凛子、永瀬正敏 |
配給 | 日活 |
制作年 | 2019年 |
制作国 | 日本 |
上映時間 | 120分 |
HP | littlezombies.jp |
©2019“WE ARE LITTLE ZOMBIES”FILM PARTNERS | |
6月14日(金)より、全国公開! |