gucci
to hold an exhibition at gucci garden in florence

GUCCI (グッチ) フィレンツェのGucci Garden (グッチ ガーデン) ギャラリーにて新たな展示をスタート

「Détournement」内にあるヒグチユウコ氏の作品 | ©︎ GUCCI

gucci to hold an exhibition at gucci garden in florence
gucci to hold an exhibition at gucci garden in florence
News/

GUCCI (グッチ) フィレンツェのGucci Garden (グッチ ガーデン) ギャラリーにて新たな展示をスタート

gucci
to hold an exhibition at gucci garden in florence

GUCCI (グッチ) が2018年1月にオープンしたフィレンツェの Gucci Garden (グッチ ガーデン) ギャラリーにて、新しいエキシビションを発表した。

GUCCI は、フィレンツェのシニョリーア広場に面した歴史あるメルカンツィア宮殿内の Gucci Gardenギャラリーにて新たなエキシビションを開催している。
Gucci Gardenギャラリーは、GUCCI のクリエイティブ・ディレクター Alessandro Michele (アレッサンドロ・ミケーレ) とヴェネチアIUAV大学のファッションデザイン&マルチメディアアート学部長でもある Maria Luisa Frisa (マリア・ルイーザ・フリーザ) の共同キュレーションによって GUCCI のアーカイブ コレクションを収蔵・展示している。今回のエキシビションではギャラリーの各セクションをジャックし、Alessandro Michele のインクルーシブな世界観を GUCCI の歴史と組み合わせて描き出している。2フロアにも渡る見応えのある展示に加え、アーティスト Livia Carpenzano (リヴィア・カルペンツァーノ) が特別に手掛けた Gucci Gardenショップ限定アイテムを販売。また世界的な名声を誇るシェフ Massimo Bottura (マッシモ・ボットゥーラ) が監修するレストラン Gucci Osteria da Massimo Bottura では、彼が旅先で出会った人々や経験にインスピレーションを得て考えた季節ごとに変わる新たな魅力のイタリア料理を堪能することができる。

Gucci Gardenギャラリー 2階のテーマは、「Détournement」。ここでは、日本人アーティストのヒグチユウコ氏が創作したイメージが展示されている。幻想的で神話的な大きな生物をフィーチャーし、Gucci Garden の風景を思わせる花々や昆虫とグリーン・レッド・グリーンのウェブ ストライプ リボン、キングスネーク、タイガー、インターロッキングGなど GUCCI のモチーフを取り入れたイメージが壁一面に広がっている。「Bagology」セクションへ移ると、「the accessory」の展示室へ。ここではバッグについての深い考察が展開され、1950年代から現在までのアーカイブから選ばれたバッグを展示している。 歴代のクリエイティブ・ディレクターによりブランドのスタイルの本質を損なうことなく新たな解釈が繰り返されてきた GUCCI の歴史を、アイコニックなバッグたちを通して感じることができるだろう。「Cosmorama」という旅をテーマしたセクションでは、エクレクティックなバッグ、ラゲージ、ハットボックス、ビューティケース、トランクなどを展示。ファッショナブルな「ジェットセッター」と GUCCI との物語が表現されている。
3階には、GUCCI の特徴的なモチーフが展示された2つの展示室が。1つめは、近年 GUCCI の物語に登場している、自らの尾を咥えて環となった古代のヘビのシンボル「Ouroboros」。この部屋には、鎧のようなドレス、フェザーがあしらわれたジーンズ、ヘビがボディを這うブラックのロングドレスのほか、GUCCI のヘリテージにルーツのある植物が彩る貴重なピースがディスプレイされている。2つめの展示室は「Cosmic Colours」というテーマ。アーカイブからいくつかのアイテムが再現され、コレクションを彩るカラーパレットを探求しながら、Alessandro Michele の色彩研究にどのように活かされているかを示している。最後の展示室「Jardin d’Hive」では、ホワイトバージョンの Gucci Tian ウォールペーパーが取り囲む空間で、オブジェや文書のアーカイブを展開。
2018年6月にギャラリー内に開設された特設展示室では、Björk (ビョーク) と Alessandro Michele のコラボレーションにオマージュを捧げるエキシビション「Il Maschile-Androgynous Mind, Eclectic Body (男-両性具有の心、折衷的肉体) 」が引き続き開催中。また Gucci Gardenギャラリー内の各フロアをつなぐ吹き抜けの階段とエレベーターの踊り場には、イタリアのアーティスト MP5と、英国人アーティスト Alex Merry (アレックス・メリー) が描いた壁画を見ることができる。実験的な映画作品に捧ぐ Gucci Gardenギャラリー内の小さな映写室 Cinema da Camera では、詩人・アーティスト・パフォーマーである John Giorno (ジョン・ジョルノ) によるサウンドプロジェクトが現在上映されているとのこと。

Gucci Garden ショップ限定アイテムを手掛けたアーティストのLivia Carpenzano | ©︎ Courtesy of Getty Images for Gucci

Gucci Gardenショップでは、ここでしか手に入れることのできないエクスクルーシブな限定アイテムを販売している。グラフィックで知られるアーティスト Livia Carzano (リヴィア・カルツァーノ) の作品をあしらったウェアをはじめとするセレクションや、キモノ、レッド&グリーンの四つ葉のクローバーをプリントしたスウェットシャツやTシャツなど、ウィメンズ・メンズ共に限定デザインのウェアを豊富に展開。バンブーバッグの新作、ジオメトリック パターンのベルベットでリニューアルされたシルヴィ バッグ、ディオニュソスのスペシャル バージョンなど、特別なバッグもラインナップ。また GUCCI を象徴するアイテムの一つであるヨルダーン ローファーや、ファーライニングがついたスリッパタイプのプリンスタウンも、ルネッサンス様式のグラフィックをフィーチャーした印象的な新しいパターンにて登場。Gucci Gardenショップ限定スタイルのシューズには、ライニングにガーデン フラワープリントがあしらわれている。ほかにも、アイウェアやシルクスカーフはじめとするアクセサリーや、ファッションジュエリー、家具などを展開する GUCCI デコール コレクション、ポストカードなどのギフトアイテムやガジェットなど、全てが GUCCI のスタイルでデコレーションされた世界中でここにしかないスペシャルアイテムを数多く取り扱っている。
ギャラリーでのエキシビションはもちろん、ショッピングやレストランなど様々な楽しみ方ができる Gucci Garden。フィレンツェに訪れた際には、是非とも訪れていただきたいホットスポットだ。

施設情報
施設名 Gucci Garden
営業時間 ショップ 10:00-23:30
ギャラリー 10:00-23:30 (最終入館 22:30)
レストラン
ランチ 12:30-15:00 (予約最終 15:00まで)
ディナー 19:00-22:00 (予約最終 22:00まで)
営業日 年中無休

(12月25日・1月1日・8月15日は休館)

ギャラリー入場料 一般 8ユーロ
※学生、65歳以上の方、12歳未満のお子さま、障害をお持ちの方、フィレンツェ市民(月曜日限定)はフリー