ニューヨーク拠点の気鋭フォトグラファー Marie Tomanova (マリー・トマノヴァ) が日本初の個展を開催
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ニューヨーク拠点の気鋭フォトグラファー Marie Tomanova (マリー・トマノヴァ) が日本初の個展を開催
Marie Tomanova
the first exhibition "Like a dream" In tokyo
アメリカではすでに完売となっている話題の写真集『Young American』を提げ、写真家も来日。混乱を極める米国社会の中で移民である彼女が若者たちを通して見出した「希望的な米国の今/未来」とはいかに?
ニューヨークを拠点とする新進気鋭の写真家 Marie Tomanova (マリー・トマノヴァ) が日本初となる個展「LIKE A DREAM」を東京・原宿にて開催する。会期は8月19日、20日の2日間。
Marie Tomanova は、旧チェコスロバキア生まれの女性フォトグラファー。チェコの国立大学、マサリク大学で学士号を、ブリュン工科大学で修士号を取得した後、2011年に渡米。アイデンティティやセクシュアリティ、ジェンダー、多様性といったテーマにフォーカスしており、2015年よりニューヨークの若者の姿を捉え続けるフォトプロジェクト「Young American」をスタート。2018年にニューヨークで開催された個展を皮切りに、米国国内、チェコ、ベルリンを巡回し、2019年には本プロジェクトを一冊にまとめた写真集『Young American』がリリースされた。
序文では彼女の憧れの存在だったという写真家 Ryan McGinley (ライアン・マッギンレー) が下記のように寄稿している。
「この本では、古い美しさの基準や(男性か女性の二択のみというような)性に対する価値観からの解放の将来性が捉えられている。マリーの世界の中では誰もがありのままでいれる。アメリカ全土におけるユースカルチャーが彼女が捉える多様で包括的なニューヨークダウンタウンのようであって欲しいと切に願う」
日本初となる本展では、「Young American」シリーズの写真・映像展示に加え、彼女の故郷であるチェコで撮影された新シリーズが世界に先駆けて公開される。また写真集『Young American』のパブリッシャーである Paradigm (パラダイム) とのコラボレーションTシャツも数量限定で発売。初日にはオープニングレセプションが開催され、写真家本人も来日する予定となっているので、お見逃しなく。