ベルリンのケーニッヒ・ギャラリーが日本に上陸!ユルゲン・テラーによるオープニングエキシビションがMCM旗艦店で開催中
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ベルリンのケーニッヒ・ギャラリーが日本に上陸!ユルゲン・テラーによるオープニングエキシビションがMCM旗艦店で開催中
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opens "KÖNIG TOKYO" featuring Juergen Teller
ドイツ、オーストラリア、スイスより、多大な影響力をもつアーティストたちの作品を日本に紹介することに焦点を当てたギャラリー「KÖNIG TOKYO (ケーニッヒ・トウキョウ)」が東京・銀座の MCM のフラッグシップコンセプトストア「MCM GINZA HAUS 1」にオープンした。Juergen Teller (ユルゲン・テラー) による個展を皮切りに、2020年12月までの期間限定で複数のエキシビションが予定されている。
KÖNIG GALERIE (ケーニッヒ・ギャラリー) の創設者である Johann König (ヨハン・ケーニッヒ) は今回の取り組みに関して下記のようにコメントしている。
「我々の目的は、『ケーニッヒ・ギャラリー』のプログラムを東京で開催し、ドイツやオーストリア、スイスに拠点を置くアーティストたちを日本のオーディエンスに紹介することです。MCM は、『ケーニッヒ・ギャラリー』にとって非常に魅力的なパートナーです。両者は、ドイツに根差すルーツと、革新、高品質、創造性へのコミットメントの両方で結ばれているのです。」
KÖNIG GALERIE (ケーニッヒ・ギャラリー) は2002年に Johann König (ヨハン・ケーニッヒ) によって創設されたギャラリーで、現在、若い世代を中心に、新興から大御所まで世界各国の40名のアーティストの代表を務めている。1960年代に建設されたブルータリズム建築を代表する大教会を改装した展示スペースでも広く知られており、ドイツの現代アート界において非常に大きな影響力を持っている。2017年にはロンドンの駐車場跡地の「KÖNIG LONDON (ケーニッヒ・ロンドン)」もオープンした。
同じくドイツをルーツとする MCM は、2017年の「アートバーゼル マイアミビーチ」期間中のプロジェクトをきっかけにギャラリーとのパートナーシップをスタート。今回、ブランドのフラッグシップコンセプトストアであり、ランドマーク的建築物である「MCM GINZA HAUS 1」に総面積 3000 平方フィートを誇る「KÖNIG TOKYO (ケーニッヒ・トウキョウ)」をオープン。「Heimweh (ハイムヴェー、望郷の意)」と名付けられた Juergen Teller (ユルゲン・テラー) によるオープニングエキシビションでは、今回が初公開となる作品が多く展示されている。会期は、2020年1月25日まで。その後は、ベルリンを拠点とするアーティスト Alicja Kwade (アリシア・クワデ) による展示が現在予定されている。
MCM のグローバル・クリエイティブ・オフィサーである Dirk Schönberge (ダーク・ショーンベルガー) は下記のように語っている。
「プライベートギャラリーが、MCMのような共通の理念を持ったブランドとコラボレーションするのは、今回が初めての試みです。私は今回のコラボレーションが、アート界とファッション界に新たなスタンダードを打ち立てる真のイノベーションであると考えています。MCMは、アートとファッションという二つの業界の境界をなくすことを目指しており、継続的な異文化対話を呼びかけています。」