新たなファッションユニフォームを提案するバレンシアガ Summer 20 キャンペーンが公開
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新たなファッションユニフォームを提案するバレンシアガ Summer 20 キャンペーンが公開
Balenciaga
summer 20 campaign
Balenciaga (バレンシアガ) が Summer 20 コレクションのキャンペーンを公開した。アーティスティック・ディレクターをつとめる Demna Gvasalia (デムナ・ヴァザリア) が同コレクションで再考したのは仕事のための装い。ショーでは、様々な職業経歴を持つモデルたちが登場し、Balenciaga が提案する新たなファッションユニフォームを披露した。本キャンペーンでは、政治ポスターを専門とするフォトグラファーの Laurence Chaperon (ローレンス・シャペロン) が撮影したポートレートをフィーチャー。スローガンのようなテキストやニューススティッカーのテキストを重ね、ステートメントピースに焦点を当てている。
本キャンペーンには、性別も国籍も年齢も異なる個性豊かなキャストたちが Balenciaga の最新コレクションを身にまとって登場。日本からはモデル兼DJとして活躍する Taro Imai (タロウ・イマイ) が起用されている。キャンペーンには、「LOVE IS FOR EVERYONE」や「POWER OF DREAMS」、「THINK BIG」、「WE VOTE FOR TOMORROW」といったオプティミズムと環境調和のメッセージが掲げられている。
本キャンペーンは Summer 20 コレクションの個別の側面をそれぞれフォーカスしたイメージとビデオを展開。マルチメディアアーティスト兼ディレクターの Will Benedict (ウィル・ベネディクト) によるビデオも公開された。同作は、イブニングニュースをパロディしながらも、アニメーション技術を用いたリポーターの口元だけが素早く動き、音楽と相まってどこか不気味な雰囲気が演出されている。音楽は、アメリカのエクスペリメンタルアーティスト Wolf Eyes (ウルフ・アイズ)。気候変動や政治にまつわる出来事をレポートするなか、最新コレクションのキールックが登場し、ハローキティのフェイスモチーフをかたどった「ヴィル」バッグや Uniform を彷彿とさせるロゴが配されたウェアなど注目のアイテムがさりげなくフィーチャーされている。
他にも、モーショングラフィックスデザイナーの Dirk Koy (ダーク・コイ) がコレクションのキーとなるアイテムをアニメーション化したり、最新スニーカー Tyrex (タイレックス) をフィーチャーしたデジタルアーティストの Max de Waard (マックス・デ・ワード) によるアニメーションなどがラインナップに並んでいる。