たくさんの動物たちとともに自然保護を呼びかけるグッチの2020年プレフォールキャンペーンが公開
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たくさんの動物たちとともに自然保護を呼びかけるグッチの2020年プレフォールキャンペーンが公開
gucci
pre-fall 2020 campaign "so deer to me"
Gucci (グッチ) が2020年プレフォールコレクションの広告キャンペーンを公開した。フォトグラファーは、Alasdair McLellan (アラスデア・マクレラン)。アートディレクションは、Christopher Simmonds (クリストファー・シモンズ) が手がけている。
「So Deer To Me」というタイトルが冠された Gucci (グッチ) 2020年プレフォールコレクションのキャンペーンには、シカやハリネズミ、カエル、フクロウなどたくさんの動物が大集合。豊かな自然を背景にモデルたちが動物たちと触れ合い、ブランコやすべり台といった遊具で子供のように遊んでいる。
今回 Alessandro Michele (アレッサンドロ・ミケーレ) がキャンペーンで描いたのは、純粋さへの回帰、そして子供の頃そうであったように、自然界とそこに宿る生命と真の絆を取り戻すこと。そして、自然保護への呼びかけという意味も込められている。まるでおとぎ話のような夢の国が表現されており、動物たちと触れ合うモデルたちそれぞれの個性と生き生きとした表情にも注目だ。
自然と野生生物、その生息地を守ることを重要な課題として掲げている Gucci は2018年以来、サプライチェーン全体で完全なカーボンニュートラルを実現。2020年2月には、絶滅危惧種とその自然生息地の保護のために緊急に必要とされている資金の寄付を募るイニシアチブ「Lion’s Share Fund (ライオンズシェア基金)」に加盟した。全世界の広告の約20%に動物が登場しているにも関わらず、動物たちが必ずしもそれに値するサポートを受けていないという現状をふまえて、動物が登場する広告を展開する度に媒体費の0.5%を基金に募金するという。
Harmony Korine (ハーモニー・コリン) が Harry Styles (ハリー・スタイルズ) と子ブタを撮影した Gucci の2019年プレフォール メンズ テーラリング キャンペーンもあわせてチェック。