思い思いのユニークなセルフポートレートが集結、グッチ2020年秋冬キャンペーン「THE RITUAL」
News
思い思いのユニークなセルフポートレートが集結、グッチ2020年秋冬キャンペーン「THE RITUAL」
gucci
fall winter 2020 campaign "the ritual"
Gucci (グッチ) が Alessandro Michele (アレッサンドロ・ミケーレ) による2020-21年秋冬コレクションの広告キャンペーンを公開した。本キャンペーンでは、出演モデル自らがそれぞれ居心地のいい空間で撮影を敢行。日常的なシーンで Gucci のルックが撮影されたユニークなセルフポートレート集となっている。
Alessandro Michele は2020-21年秋冬コレクションのショーにて、観客にバックステージを可視化させ、ファッションショーそのものに焦点をあてることで、視点の逆転を試みた。そのビジョンは、キャンペーンにも受け継がれ、ハイパーリアルなイメージの数々が披露されている。
Gucci がコントロールを手放し、モデル自身がフォトグラファーであり演出を手がけることで、個性的で多様、そして自由に仕上げられた本キャンペーン。編み物やガーデニング、日光浴、歯磨き、ペットとの時間など様々な日常のシーンが使い捨てカメラやスマートフォンとバラバラの手法で撮影されていながら、Gucci らしさを感じさせるビジュアルに仕上がっているのが面白い。それは、Alessndro Michele の明確なビジョンによって築き上げられた Gucci コミュニティだからこそ為せる技だろう。
Alessandro Michele は本キャンペーンについて以下のようにコメントしている。
「私はモデルたちの自宅に、撮影のための服を送ることにしました。彼らはこれまで何年にもわたって私の物語を具現化してきた人々です。 その一人ひとりが、私が時間をかけて選びぬいた、個性あふれる存在であり、いつもグッチのキャンペーンに命を吹き込んでくれる人たち です。私は彼らに、自分自身の中にあるアイデアを表現して欲しいと頼みました。自分自身の詩を紡ぎ出し、即興で人生を演じてみて 欲しい、と」