ミュージカル女優やコンセプチュアルアーティストを起用。ボッテガ・ヴェネタ「SALON 01 LONDON」キャンペーンが公開

ロンドンの世界的に有名なダンス会場のひとつ、ロンドンのサドラーズウェルズ・シアターを舞台に、Daniel Lee がよりインティメートかつパーソナルなアプローチを探求した新たなコレクション「SALON 01 LONDON」。プライベートなサロン形式を採用したショーでは、「ボッテガ・ヴェネタ ロンドンコミュニティ」と位置付けられた少数のゲストが招かれ、今回のキャンペーンを手がけた Tyrone Lebon も来場していた。

Sheila Atim ©Bottega Veneta

キャンペーンもまた、親密かつセンシュアルなムード。モデルには、ウガンダ出身のイギリスの女優 Sheila Atim (シェイラ・アティム) も登場。高い歌唱力も評価されており、シンガーや作曲家としても活躍する彼女は、Bob Dylan (ボブ・ディラン) の楽曲をベースにしたミュージカル「Girl from the North Country」に出演し、イギリスの演劇界で最も権威があるとされるローレンス・オリヴィエ賞でミュージカル部門の助演女優賞を受賞した経験を持つ。学生時代、ロンドンでダンス作品の鑑賞に足繁く通い、ダンスが人生において大きな位置を占めると語る Daniel Lee は、舞台芸術を支えるというミッションを掲げており、そのことが今回の Sheila Atim の起用にも繋がったのかもしれない。

また、本キャンペーンでは、ドイツのコンセプチュアルアーティストの Rosemarie Trockel (ローズマリー・トロッケル) も起用。機械編みニットを用いた作品で知られ、90年代より現代美術界をリードしてきた彼女は、「SALON 01 LONDON」発表時も Daniel Lee とコラボレーションしていた。

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