エルメス表参道店がオープン
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エルメス表参道店がオープン
Hermès
opens new store in Omotesando
Hermès (エルメス) が、路面店「エルメス表参道店」を2月28日にオープンする。東京では「エルメス銀座店」 (2001年) に続く20年ぶりの新店舗となる。488㎡の売り場面積を持つ2フロアで、メンズ/ウィメンズのウエア、ファッションアクセサリー、レザーグッズ、フレグランスからホームコレクションなど、幅広くラインアップ。4月中旬からは、リップスティック《ルージュ・エルメス》などのビューティ製品の展開もスタート。
「エルメス表参道店」の場所は、大通りに面した Paul Stuart (ポール・スチュアート) の跡地で、外壁の石垣をそのまま残したファザードが特徴的。竹林に見立てたコッパーカラーのステンレス製の柵で取り囲み、歴史と新しさが同居する新しいランドマークを出現させている。店舗設計は、銀座店の内装など、世界のエルメスブティックのデザインを手掛けるパリの建築設計事務所 RDAI (レナ・デュマ・アルシテクチュール・アンテリユール社) が担当。店内の壁は、木の羽目板や竹の寄木細工で覆われ、床面には日本の畳をイメージしたグリーンの石を施すなど、日本の要素を取り入れた開放的で温もりに満ちた空間が広がる。
オープニングに際し、特別なアイテムも登場。1F正面右手のウィメンズシルクのコーナーでは、京森康平によるスカーフ《デュオ・コスミック》が世界に先駆けて紹介される。左手のホームコレクションのコーナーには、スペシャルオーダー部門オリゾンから新しく発表される木製の自転車が数日間限定で展示。 Jan Bajtlik (ヤン・バイトリク) のデザインによる《シュヴァル・ドゥ・フェット》柄のサーフボードやスケートボードなど並ぶ。表参道店のオープン記念としては、野村大輔デザインの《メガ・シャリオ》のカシミヤシルクのスカーフやネクタイなどもチェックしたいところ。1F右手奥にはフレグランスも一堂に揃い、新しいメンズの香り《H24》が、オープンと同時に銀座店・
2月28日のオープンに先駆けて、漫画家の竹宮惠子とYOSHIROTTEN (ヨシロットン) のコラボレーションによるアートワークが表参道エリア一帯をジャック中だ。竹宮惠子はマンガ『エルメスの道』(1997年) の作者で、3月10日には、直近 20 余年のエルメスの歩みについて新たに 63ページを描き下ろした新版『エルメスの道』(中央公論新社刊) も控えている。