ロバート・ボシシオの3年ぶり2度目の個展が開催
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ロバート・ボシシオの3年ぶり2度目の個展が開催
robert bosisio
to hold exhibition at 104galerie-r
池尻大橋にあるギャラリー、104GALERIE-R が2021年5月10日(木)から5月29日(木)までの期間、イタリアを拠点に活動するアーティスト Robert Bosisio (ロバート・ボシシオ) の個展「BEYOND」を開催する。
Robert Bosisio は1963年、イタリア北部トローデナ生まれ。ウィーン美術アカデミーを卒業後、ベルリン、ニューヨーク、ロンドンで活動。現在は故郷トローデナを拠点に制作を続けるアーティストだ。 これまでに、アートセンター Hugo Voeten (ベルギー / 2014)、国立美術館 MUZEUL DE ARTA (ルーマニア / 2010) のほか、オーストリア・ドイツ・スイス・アメリカなどで個展を開催。昨年、BP Portrait Award 2020 のファイナリストに選ばれるなど、世界的な評価も高く、彼の作品のコレクターには映画界の巨匠 Wim Wenders (ヴィム・ヴェンダース) も名を連ねている。
ドア、顔や身体、そして空間のその先に。 不意に現れる、異なる地平線を新たに想像し、認識する。
— ロバート・ボシシオ
本展では、インテリアやポートレート、人体のクローズアップなど習作の小作品から大作品までの13点の新作を展示。普遍的で、彼自身が淡々と探究し続けてきたモチーフを主題とするスタイルは変わらないものの、今作での表現はより硬質で抑えられた彩度が印象的。その静寂感が作品の力強さを引き立たせ、私たちを作品との深い対話に引き込んでゆく。彼の作品が目指すのは、「見る」という本質的な行為への回帰。そこに描かれた「もの」だけではなく、「想像する目」の意味を Robert Bosisio は作品を通して私たちに問いかけている。