"Tokyo and my Daughter"
by takashi homma

ホンマタカシの名作『Tokyo and my Daughter』完全版のリリースを記念した展覧会が同時開催

© Takashi Homma

"Tokyo and my Daughter" by takashi homma
"Tokyo and my Daughter" by takashi homma
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ホンマタカシの名作『Tokyo and my Daughter』完全版のリリースを記念した展覧会が同時開催

"Tokyo and my Daughter"
by takashi homma

ホンマタカシが写真集『Tokyo and my Daughter』完全版の刊行を記念し、東京・恵比寿の POST (ポスト) と神宮前のユトレヒトにて展覧会を6月22日より同時開催する。

ホンマタカシ『Tokyo and my Daughter (Complete Edition)』(Nieves、2021、ソフトカバー/225 x 160 mm/52ページ) ¥2,600(+tax)

『Tokyo and my Daughter』は、1999年よりホンマタカシが東京とそこに暮らすひとりの少女の成長を記録した作品シリーズを収録した写真集で、2006年にスイスのインディペンデントパブリッシャー「Nieves」より刊行された。作家の友人の娘をまるで実の娘かのように撮影し、トリックのあるタイトルをつけた本書は、21世紀初頭の東京、日々変わりゆく風景、そして成長してゆく「娘」との距離感の微細な変化を繊細な眼差しで切り取り高い評価を得た名作。今回、15年の時を経て完全版として発行される。

POST では、『Tokyo and my Daughter』のオリジナルプリントの展示販売とスライドによるインスタレーションを展示。ユトレヒトでは、2020年にホンマが緊急事態宣言下の東京を撮影した新しい「東京の風景」をメインに壁一面でのインスタレーションが行われる。また、両会場で『Tokyo and my Daughter』完全版の通常版と特装版の先行販売、オリジナルポスターが販売される。是非とも2会場を巡回して、ホンマの視点から切り取った「Tokyo」と「my Daughter」を堪能してほしい。