クレージュの新ディレクター、ニコラス・デ・フェリーチェ就任後初のキャンペーンが公開
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クレージュの新ディレクター、ニコラス・デ・フェリーチェ就任後初のキャンペーンが公開
Courrèges
launches Nicolas Di Felice's first campaign
Courrèges (クレージュ) から、2021-22年秋冬コレクションでデビューを果たした新ディレクター Nicolas Di Felice (ニコラス・デ・フェリーチェ) にとって就任後初となるキャンペーンが公開された。撮影は、ギリシャ出身のフォトグラファー Spyros Rennt (スパイロス・レント)。
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キャンペーンの撮影を手がけた Spyros Rennt は、ギリシャ出身でベルリンを拠点に活躍するフォトグラファー兼アーティスト。これまで写真集『Another Excess』(2018) と『Lust Surrender』(2020) の2冊を発表しており、大規模なファッションキャンペーンを手掛けるのは今回が初となる。彼のヒューマニスティックなアプローチとブランドの価値観とがコラボレーションし、Nicolas Di Felice のデビューコレクションが持つオプティミズムな精神が見事に体現されている。
2021年3月、パリ郊外のオーベルヴィリエにあるカウンターカルチャーの中心地 La Station -Gare des Mines (ラ・スタッション・ガール・デ・ミネ) にて発表された2021-22年秋冬コレクション。Courrèges らしさを残しつつ、Nicolas Di Felice が解釈するモダンなテイストが加わり、ブランドを新たなチャプターへと導いた。会場となったのは、産業廃棄物の中に出現した白一色のキューブ。ブランドの歴史とニューウェイヴとが調和したウェアを身に纏ったモデルたちが白い壁面を歩いた。ショーのフィナーレでは、壁をよじ登ったり、ブランドロゴに登る演出が目を引いた。本キャンペーンにも、大空の中ブランドロゴに登る構図が採用。ランウェイを思い起こすビジュアルに仕上げられている。