OAMCの新たなコア。「RE:WORK」が始動
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OAMCの新たなコア。「RE:WORK」が始動
OAMC
announces new project ”RE:WORK”
Photography: Ben Beagent
OAMC (オーエーエムシー) が2022年 SS シーズンから、ブランドの新たなコアとなる「RE:WORK (リ・ワーク)」を発表。既存の衣服を再利用し、新しいデザインのアイデアに組み込むことがコンセプトとなっている。
「RE:WORK」は、捨てられたり、美的感覚がなくなったりした衣服を、新しく興味深いものにし、OAMC の創作方法に影響を与えた作品のデザインをさらに探求することを前提に掲げている。そして、最も重要なことは、すでに存在する衣服、生地、トリム、その他の素材を利用し、「RE:WORK」のアップサイクルのアプローチを加えることで、新しい素材の必要性を最小限に抑えられることだ。
「RE:WORK」のファーストコレクションは、ミリタリーデザインに強くインスパイアされている。アメリカのフィールドジャケットのライナーは、OAMC のアイテムで多くみられるオーバーダイの技法を採用。さらに、ポケットやハードウェア、クロージャー、取り外し可能なフードなどが加えられ、再構築された上で、新しいシルエットが生み出されている。アメリカ以外にも、チェコ、イタリアに由来する生地や衣服も展開されている。
OAMC の「RE:WORK」は、衣服を再利用するための審美的なアプローチ、そしてヴィンテージの衣服や生地を再活性化させるための技術開発、この両方を探求。デザインや製品開発に、より持続可能なアプローチを用いることの重要性が強調されている昨今、本プロジェクトは OAMC にとって大きな一歩となるに違いない。
日本国内では、2月26日より Ron Herman (ロンハーマン) での取り扱いが予定されている。