映画史上最も有名な実現しなかった映画「DUNE」にまつわるドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』の日本公開が決定
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映画史上最も有名な実現しなかった映画「DUNE」にまつわるドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』の日本公開が決定
‘Jodorowsky's Dune’ to launch in Japan from 2014
スター・ウォーズ、エイリアン、マトリックス、プロメテウス…あらゆる名作の元ネタであり、映画史上最も有名な “実現しなかった映画”『DUNE』にまつわるドキュメンタリー、東京国際映画祭にて上映&日本公開が決定した。
スター・ウォーズ、エイリアン、マトリックス、プロメテウス…あらゆる名作の元ネタであり、映画史上最も有名な “実現しなかった映画”『DUNE』にまつわるドキュメンタリー、東京国際映画祭にて上映&日本公開が決定した。
『エル・トポ』(69)『ホーリー・マウンテン』(73)『サンタ・サングレ/聖なる血』(89)で世界中に熱狂的なファンを持つ映画作家アレハンドロ・ホドロフスキー。 現在開催中の東京国際映画祭にて上映される 、今年84歳となるホドロフスキー監督が1974年に企画した幻のSF大作『DUNE』についてのドキュメンタリーの日本公開が決定した。
『ホドロフスキーのDUNE』は、スタッフにバンド・デシネのカリスマ作家メビウス、SF画家のクリス・フォス、『エイリアン』『トータル・リコール』のダン・オバノン、H・R・ギーガー、キャストにサルバドール・ダリ、ミック・ジャガー、音楽にピンク・フロイド等、驚異的な豪華メンバーを配するも、撮影を前にして頓挫した。
84年にデヴィッド・リンチによって『デューン/砂の惑星』が制作され、ホドロフスキーの『DUNE』は幻の作品となってしまったが、後に、ダン・オバノンは、ここで集めたスタッフを再集結させ、『エイリアン』(リドリー・スコット監督)を企画するなど、その後の映画界に多大な影響を与えた。
本作は、ホドロフスキー、プロデューサーのミシェル・セドゥ、ギーガー、レフン監督等のインタビューと、膨大なデザイン画や絵コンテなどの資料で綴る、映画史上最も有名な“実現しなかった映画”ホドロフスキー版『DUNE』についての、驚愕、爆笑、感涙のドキュメンタリーである。また来夏には、ホドロフスキー監督の23年ぶりとなる最新作『リアリティのダンス』も日本公開が決定しており、注目をあびている。
<映画情報>
監督:フランク・パヴィッチ
出演:アレハンドロ・ホドロフスキー (『エル・トポ』『ホーリー・マウンテン』)、ミシェル・セイドゥ、H.R.ギーガー、クリス・フォス、ニコラス・ウィンディング・レフン
(2013年/アメリカ/90分/英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語/カラー/16:9)
配給:アップリンク/パルコ
URL: http://www.uplink.co.jp/dune