バーバリーの新チーフ・クリエイティブ・オフィサーとしてダニエル・リーが就任

2018年に BURBERRY のチーフ・クリエイティブ・オフィサーに就任し、その手腕を通してブランドイメージをモダンにアップデートした上、新しいビジュアルアイデンティティを実現させた Riccardo Tisci (リカルド・ティッシ) は、9月末にブランドを退任。そして、彼の後継者として見事抜擢されたのが、Daniel Lee だ。

英国のブラッドフォードで生まれ育った同氏は、複数回の受賞歴があるデザイナーであり、ロンドンで最もクリエイティブな才能の持ち主の1人。2018年から2021年まで BOTTEGA VENETA (ボッテガ・ヴェネタ) のクリエイティブ・オフィサーとして、ブランドの再活性化に貢献した。また、2012年に入社した CELINE (セリーヌ) ではプレタポルテコレクションのデザイン、MAISON MARGIELA (メゾン・マルジェラ)、BALENCIAGA (バレンシアガ)、DONNA KARAN (ダナ・キャラン) でも実績を積んだ経験を持つ。

Jonathan Akeroyd は次のようにコメントしている。
「Daniel が新しいチーフ・クリエイティ ブ・オフィサーとして BURBERRY に加わることを嬉しく思います。Daniel は、ラグジュアリー消費者に対する 独自の理解と商業的な成功を収めてきた高い実績があり、並外れた才能を持っています。彼の就任は、 BURBERRY が抱く野望をさらに強固にするものです。私は彼と協業できることを非常に嬉しく思っています。私たちの有能で経験豊富なチームに支えられて、彼が私たちの次のフェーズでインパクトを与えてくれると確信しています。」

そして、Daniel Lee は下記のように語っている。
「チーフ・クリエイティブ・オフィサーとして BURBERRY に加わることを光栄に思います。チームと一緒にこの英国の伝説的なラグジュアリーブランドのエキサイティングな次章を作っていけること、BURBERRY の伝統を継承できること、そしてリカルドのレガシーを受け継いでいけることに心が高ぶります。先駆的なクリエイティビティを擁護し、私にインスピレーションを与え続けているロンドンに戻ってくることができて、とても嬉しく思います。」