シャネル 2022/23 年 メティエダール コレクションは1970年代を彷彿とさせるカラフルな色づかい
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シャネル 2022/23 年 メティエダール コレクションは1970年代を彷彿とさせるカラフルな色づかい
CHANEL
presents the 2022/23 métiers d'art collection at Dakar
毎年シャネルと縁の深い都市で発表している「メティエダール コレクション」。今年はメキシコの首都ダカールを舞台に、2022/23年 メティエダール コレクション ショーが発表された。また、2023年6月1日には、東京にて2022/23年 メティエダール コレクションが開催することが決定した。
2022/23年 メティエダール コレクション ショーの舞台となったのは、メキシコの首都であるダカールの旧司法官。クリエイティブディレクターの Virginie Viard (ヴィルジニー・ヴィアール) は、「ランウェイショーのみならず、それに付随する芸術的プログラムの大部分が今回開催されたダカールの旧司法宮は、これまでコレクションを発表した中で最も美しい会場のひとつです。この選択は必然的であるとともに、会場そのものがインスピレーション源にもなっています。」とコメントした。
本コレクションは、ポップ、ソウル、ファンク、ディスコ、パンクといったジャンルの音楽などが盛んになり始め、爆発的なエネルギーが生まれた1970年代がインスピレーション源。レースや植物のモチーフ、ジオメトリックなシェイプ、暖色、スパンコール、煌めくペンダントなど、自由な素材とカラーでその年代を表現した。さらに、大きな襟やフレアパンツ、プラットフォームシューズなど、70年代のムードを感じるアイテムも見られた。
会場では、アフリカ舞踊の教育や創作を担うエコール デ サーブルと、ダンサーのディミトリ シャンブラスが振り付けを担当した「スローショー」が披露された。さらに、歌手の Obree Daman (オブリー・ダマン)、旧司法官の合唱団、DJ の DBN ゴーゴーも登場。これについて Virginie Viard は、「既存のランウェイショーという枠にとらわれない、複合的なイベントを思い描いていたのです。私たちはこれまで 3 年間、思考を巡らせてきました。心から敬意を払い、対話し続けることで、着実に成し遂げたかったのです」と語る。
ショー終了後、Virginie Viard は「時間をかけて育まれた真の対話における人間らしさ、温かさは、私にとって仕事の原動力であり、自らも描き出していきたいと考えているものです。私はそこに魂を込めています。今回のような芸術的な冒険が生まれる素晴らしい出会いこそが、私を駆り立てるのです」と芸術文化を誉め讃えた。
また、2023年6月1日には、2022/23年 メティエダール コレクションのレプリカショーを開催。詳細が発表されるまで、楽しみに待ちたい。