三代目 J SOUL BROTHERS の今市隆二も参加。フェンディ2023-24 秋冬 メンズコレクション
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三代目 J SOUL BROTHERS の今市隆二も参加。フェンディ2023-24 秋冬 メンズコレクション
fendi
men's fall winter 2023-24 collection
FENDI (フェンディ) が、ミラノにて2023-24年秋冬 メンズコレクションを発表した。Silvia Venturini Fendi (シルヴィア・フェンディ) が手掛ける本コレクションは、洗練された快適さと日常の豊かさ、そして意外性の中にあるエレガンスが究極の形で表現されている。また、三代目 J SOUL BROTHERS (三代目 ジェイ ソウル ブラザーズ) の今市隆二など、映画、テレビ、音楽業界の世界的なセレブリティがショーに集まり、彼女による新コレクションを祝福した。
会場のミラノのショールームには、巨大なローラーピンボールマシンを設置。伝説的なイタリアのミュージックディレクター Giorgio Moroder (ジョルジオ・モロダー) によるディスコサウンドトラック「After Dark (アフターダーク)」にのせてショーは始まった。本コレクションでは、目の錯覚を起こさせるトロンプ・ルイユを用いた本コレクションでは、ダイナミックなワークマンシップによりメゾンのコードにひねりを加え、贅沢な質感と艶を新たに生み出している。メンズウェアの無骨さとトラディショナルなシルエットの境界線をぼかし、都市のデカダンスと夜に輝くライトを表現した。
ファーストルックで登場したのは、カシミアのコクーニングなコート。コレクションを代表するアシンメトリーなデザインで、肩から流れるドレープの美しさが際立っている。続いてのルックも、一方の肩をあらわにしたアシンメトリーなセーターベスト。すっきりとしたブラックのトラウザーで締めつつ、今季のトレンドでもあるフェミニンとマスキュリンを掛け合わせたようなコーディネートとなった。このワンショルダーアイテムは、コレクション全体を通してトップスやインナーとしても着用された。さらに、「O’ Lock (オーロック) ジッパー」を使ったブランケットコートとポンチョは、リブ編みのカシミアトラックウェアを包み込み、滑らかなトラウザーにはドレープを描くスカート、ささやかで軽やかな光沢のジャケットには、フリース素材の「FF」ロゴがあしらわれた重さのあるロングベストを重ねるなど、実用性と技巧の間を行き来するレイヤードが際立っている。
身体を包み込むような温もりを感じさせるアウターウェアとは対照的に、前側や肩部分がざっくりと開いた脱構築的なデザインのシャツも登場。エッジの効いたカッティングで、コーディネートにアクセントが加えられる。また、幾何学的な模様が織りなす「FENDI Shadow (フェンディ シャドウ)」は、アウターの表地や裏地、ピンストライプのスーツ、モヘアスカーフやブランケット、バッグ、さらにはカフスやペンダントなどにも配され、存在感を放った。
FENDIのアイコンバッグ「Peekaboo (ピーカブー)」は、大胆なメタリックストラップハードウェア、スプレーで着色されたシアリングが施され、「Baguete (バゲット)」は、光沢仕上げのレザーにたくさんのポケットをあしらったり、実用的で遊び心のあるデザインに仕上げた。また、バッグの名前「Baguete」にちなみ、フランスパンが挟まったデザインのアイテムも登場。
今回のコレクションには、多くのセレブリティが参加し、会場を盛り上げた。日本からは、高い歌唱力とダンスパフォーマンスで人気を誇るグループ、三代目 J SOUL BROTHERS でボーカルを務める今市隆二をはじめ、モデルの大平修蔵、YAMATO (ヤマト)、俳優の南雲奨馬が参加。テレビ界からは、Netflix (ネットフリックス) で様々な記録を塗り替えた代表作『ストレンジャー・シングス 未知の世界』に出演する Caleb McLaughlin (ケイレブ・マクラフリン) や、『ウェンズデー』に出演する Hunter Doohan (ハンター・ドゥーハン) をはじめ、Z 世代の若き才能たちがリストに名を連ねた。音楽界からは、イタリアのミュージシャン Cristiano Godano (クリスティアーノ・ゴダーノ)、Michele Bravi (ミケーレ・ブラヴィ)、マレーシアのヒットメーカー Hael Husaini (ハイル・フセイニー) が駆け付けた。
さらに映画界からは、イギリスの俳優で映画『The Idea of You (ジ・アイデア・オブ・ユー)』に出演する Nicolas Galitzine (ニコラス・ガリツィン)、高い評価を得たイタリアのアクション映画『ディアボリック』に出演する Giacomo Gianniotti (ジャコモ・ジャンニオッティ)、数々の賞にノミネートされた『エンパイア・オブ・ライト』に出演するイギリスの俳優 Michael Ward (マイケル・ウォード)、実写版『リトルマーメイド』の Jonah Hauer-King (ジョナ・ハウアー=キング) らが出席。また、メゾンの長年の友人であり、最新作『ボーンズ アンド オール』で話題をさらったイタリアの映画監督 Luca Guadagnino (ルカ・グァダニーノ)、2部作『三銃士/ミレディ』に出演するフランスの俳優 François Civil (フランソワ・シヴィル)、多くの受賞歴を誇るシンガポールの俳優 Desmond Tan (デスモンド・タン) が出席した。
なお、今市隆二の会場での様子やミラノの街を散策するシーンなどが収められた特別なムービーとフォトダイアリーも公開。ショーやミラノの雰囲気を存分に味わう彼の姿を覗うことができる。