東京藝術大学、焼損した法隆寺の壁画を最新テクノロジーで復元するプロジェクト「別品の祈り-法隆寺金堂壁画-」展を6/22まで開催中
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東京藝術大学、焼損した法隆寺の壁画を最新テクノロジーで復元するプロジェクト「別品の祈り-法隆寺金堂壁画-」展を6/22まで開催中
Tokyo National University of Fine Arts and Music Re-produces Horyuji Mural
1949年に焼損した法隆寺の金堂壁画を元の姿へと復元すると言う今回のプロジェクト。現代の最新テクノロジーであるコンピューターグラフィックスや東京藝術大学アートイノベーションセンター特許保有の高解像度壁画印刷技術を駆使し、本来の姿まで戻すということは現代において可能になり、過去には不可能であった。さらに東京藝術大学文化財保存学専攻日本画研究室の手彩色による復元技術は世界唯一とも言える技術力の高さを誇るという。
東京藝術大学と法隆寺による展覧会「別品の祈り-法隆寺金堂壁画-」が、6月22日 (日) まで東京藝術大学大学美術館の陳列館にて開催中だ。
1949年に焼損した法隆寺の金堂壁画を元の姿へと復元すると言う今回のプロジェクト。現代の最新テクノロジーであるコンピューターグラフィックスや東京藝術大学アートイノベーションセンター特許保有の高解像度壁画印刷技術を駆使し、本来の姿まで戻すということは現代において可能になり、過去には不可能であった。さらに東京藝術大学文化財保存学専攻日本画研究室の手彩色による復元技術は世界唯一とも言える技術力の高さを誇るという。
これまでの画家の手による「模写」という形での文化財保護の歴史を振り返り、さらに未来にむけての新たな文化財保護を予感させる展覧会になっている。
<展覧会情報>
「別品の祈り-法隆寺金堂壁画-」
会期: 4月26日(土)〜6月22日(日)
時間: 10:00 – 17:00 (入館は16:30まで)
休館日: 月曜日 (4月28日、5月5日は開館)、5月7日(水)
会場: 東京藝術大学大学美術館 陳列館
入場料: 無料
主催: COI-T「「感動」を創造する芸術と科学技術による共感覚イノベーション」実行委員会
東京藝術大学
JVCケンウッド
情報通信研究機構
NHKエンジニアリングシステム
NHKエンタープライズ
NHKプロモーション
後援: 法隆寺
問い合わせ: ハローダイヤル 03-5777-8600