A24新作『インスペクション ここで生きる』が東京発の気鋭デザインレーベル、HE∀DS とコラボレーション
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A24新作『インスペクション ここで生きる』が東京発の気鋭デザインレーベル、HE∀DS とコラボレーション
HE∀DS
collaborates with a24's new film "The Inspection"
『ムーンライト』、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』といったヒット作を世におくりだし、今最も注目を集める映画会社、A24の新作『インスペクション ここで生きる』が8月4日に公開された。同作の公開を記念して、東京を拠点に活動する気鋭デザインレーベルの HE∀DS (ヘッズ) とコラボレーションした公式グッズが発売される。
『インスペクション ここで生きる』は、アメリカの映画監督 Elegance Bratton (エレガンス・ブラットン) が自身の体験から着想を得たヒューマンドラマ。主人公は、ゲイであることで母に捨てられ、16歳から10年間ホームレス生活を送っていた青年・フレンチ。イラク戦争が長期化する2005年・アメリカで、“生きる”ために海兵隊へ志願する。主演を務めたのは、俳優、ミュージシャンとして活躍する Jeremy Pope (ジェレミー・ポープ)。本作によって、ゴールデングローブ賞で主演男優賞(映画・ドラマ部門)にノミネートされた。
HE∀DS は、グラフィックデザイナー、音楽家、ヘアスタイリスト、写真家、映像作家、編集者、アクティビストなどによって構成されるDIYパンクデザインレーベル。これまで、踊ってばかりの国、ゆうらん船、映画『重力の光』などのグッズデザインを手がけており、デザインしたグッズは瞬く間に完売するなど、水面下で密かに支持を集めていた。2023年7月に公式ECサイトをオープンし、活動を本格化させている。
今回、お目見えしたのは、原作のモチーフを随所に取り入れたロングTシャツ一型(2色)と、現代美術家 cobird (コバード) によるコラージュをあしらったTシャツ一型。現在、HE∀DS の公式ECサイト、及び一部の劇場で予約可能となっている。
HE∀DS はラブ&ピース&アナーキーの精神に基づき、社会をより良くするための活動に取り組む組織や団体に寄付することを活動の一環として行っており、今回も売り上げの5%は HE∀DS がセレクトしたNPO法人寄付される予定だ。当面の間は、入管法改正案の通過による日本国内での難民の地位悪化を考慮して、日本での難民支援を行う難民支援協会が寄付先となっている。