TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKEの最新作、シリーズ第5弾のテーマは「寒山拾得」
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TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKEの最新作、シリーズ第5弾のテーマは「寒山拾得」
TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE
5th series New Release
2021年から新たにスタートしたブランド「A-POC ABLE ISSEY MIYAKE (エイポック エイブル イッセイ ミヤケ)」の中でも常に注目を集めるプロジェクトである、TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE (タダノリ ヨコオ イッセイ ミヤケ)。その第5弾となる新作は、横尾忠則氏が独自の解釈で再構築した「寒山拾得(かんざんじっとく)」をシリーズ化した最新作から10点をモチーフとし、ドレスが発表された。
デザイナー・宮前義之が手掛ける A-POC ABLE ISSEY MIYAKE (以下、A-POC ABLE) は、生地を作る過程で一枚の布の中にデザインを落とし込むという独自のプロセス、A Piece Of Cloth を意味するブランドだ。 その A-POC ABLE が、常に変化の中に身を置き時代を牽引してきた美術家・横尾忠則氏との協働プロジェクトとしてスタートした TADANORI YOKOO ISSEY MIYAKE。2021年のスタートから話題を呼んでいる特別なシリーズであり、横尾氏の世界観を一枚の布に落とし込むことで絵を観る喜び、そして服を着る楽しみの両方を兼ね備え、衣服の持つ新たな可能性を追求する。その5弾目となる今回は、2023年9月12日(火)より東京国立博物館 表慶館にて初公開となる「横尾忠則 寒山百得(かんざんひゃくとく)」展の完全新作102点の中から、10作品をモチーフとして取り上げた。
これまでジャケットをベースに発表されてきたこのシリーズだが、今回はA-POC ABLE 独自の Steam Stretch (スチーム ストレッチ) 技法を駆使して作られたドレスが登場。ISSEY MIYAKE 1990年春夏コレクションで発表された「リズム・プリーツ」を復刻したもので、一枚の布にあらかじめリズム・プリーツの型を織り込みスチームの熱で布を収縮しプリーツを形成するというブランドならではの技術が光る。平面の正方形デザインのドレスはショルダー付きとスリーブ付きの2タイプあり、身に纏うことで立体的なフォルムへと変化し、1年の間で102枚も完成させたという横尾氏のエネルギー溢れる作品を、よりダイナミックに魅せている。
またこのシリーズは抽選販売となり店頭にて抽選への応募が可能だが、作品はインスタレーション形式での特別展示で観ることができ、 ISSEY MIYAKE GINZA / 445 の展示空間「CUBE」のほか、ISSEY MIYAKE SEMBA の「クリエイションペース」にて開催予定。横尾氏の作品が持つエネルギーをリアルに体感できる貴重な機会となっている。