ガニーが2024年春夏コレクション「HELLO WORLD!」を発表
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ガニーが2024年春夏コレクション「HELLO WORLD!」を発表
GANNI
2024 SPRING/SUMMER Collection “HELLO WORLD!”
北欧ブランドの先がけとして注目を集めているデンマーク・コペンハーゲン発のブランド GANNI (ガニー) が、AI アーティスト Cecilie Waagner Falkenstrøm (セシリー・ワグナー・ファルケンストーム) の協力のもと、人工知能を活用した2024年春夏コレクション「HELLO WORLD!」を発表。GANNI は、今後脅威をもたらす可能性のある人工知能が、明るい未来を創る優しさや思慮深さを持った存在であって欲しいという想いから、希望と生命の象徴である木々を、GANNI が考える人工知能の精神として物理的に表現。コペンハーゲン・ファッションウィークでのランウェイショー会場の中央に、夏の紅葉を配置した。
人工知能と GANNI ユニバースのデータが活用された本コレクションについて、クリエーティブ・ディレクターである Ditte Reffstrup (ディッテ・レフストラップ) は、持続可能性に傾倒し、アウトドアの雰囲気や、コントラストの要素を取り入れた「gardening granny punk」と呼ぶスタイルを生み出した。
オリーブオイルの製造過程での廃棄物から生産された Oleatex (オレアテックス) を使用し、白のコントラストステッチが施されたタイトな黒のレザーライクドレスや、海藻や農業廃棄物から作られ、リサイクル可能でプラスチックを使用しない Algreen (アルグリーン) という生地が使用された虹色に輝くスパンコールが装飾されたニットドレスは、革新的な素材を使用し、環境に配慮した GANNI の象徴的な作品である。
また、本コレクションには、カウボーイブーツやルーズなポインテッドトゥのニーハイブーツ、象徴的なメリージェーンシューズのアップデートバージョン、尖ったつま先とウェッジヒールを備えたバックルボールリーナ、そしてクラシックな BouBag のミニバージョンも展開されており、これらはすべてレザー代替品で作られている。
コレクション全体を通して、今シーズンのテーラリングはウエストラインが強調され、肩がフィットしたスマートなデザインとなっている。体をやさしく包み込むようにラッシュ加工され、裾に向かってフレアを描くデザインが魅力的な今シーズン注目アイテムのドレスは、様々な生地とテクスチャーで展開されている。ジャケットのカットラインは、まるで折り紙のような模様が施され、一部のアイテムは伝統的なスーツのチェック柄が組み合わせられた。
「SS24コレクションは、GANNIの最高峰です。これまでにない、最も洗練されたGANNIのルックスを作り出せるか挑戦をしたかったんです。」と Ditte は述べる。モダンな素材と時代を超越したスタイルの融合に基づいた、美しく多用途で高尚なデザインが満載の本コレクションは、GANNI の真髄と言えるだろう。
