陶芸家・小野象平の個展がライフスタイルショップ CIBONE にて開催。新作のうつわも登場
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陶芸家・小野象平の個展がライフスタイルショップ CIBONE にて開催。新作のうつわも登場
cibone
holds an exhibition by shohei ono
企画協力: うつわ祥見KAMAKURA
Photography: 菅原 一樹 (anre*f Inc.)
高知県で作陶を行っている小野象平の個展「超線 – Borderless 2024 – SHOHEI ONO」が、1月28日(日)まで CIBONE (シボネ) 表参道にて開催中。今回の個展には、新作の白鉄釉や緑化粧に加え、黒志野、黒化粧、そして大型作品を含む500点の作品が揃う。
高知県香美市にて活動する小野象平は、自ら山で土を掘り、釉薬の原料からうつわを作る陶芸家。多くの時間をかけて思いのこもったうつわを製作し、強く、濃い独特の表情を生み出し続けてきた。今回の個展で登場する新作の白鉄釉や緑化粧は、自ら山で掘ってきた荒土と過剰に金属を加えた釉薬を長時間窯で焼く事で生まれる、複雑で面白い表情が特徴的。これらのうつわからは、教科書で教えられてきたようなこれまでの技法を超え、見たことのない新しい表情を引き出すことに挑み続ける小野の姿勢そのものが強く感じられる。想像を超えたうつわの先に映る景色を探求し続けているという小野象平。新作を含む500点の作品が一堂に集結する本個展に足を運び、彼のうつわの世界を体感してみてはいかがだろう。