boucheron
2024 high jewelry collection “the power of couture”

色褪せないクラシックに息を吹き込む。ブシュロンが礼服から着想を得たハイジュエリーコレクションを発表

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色褪せないクラシックに息を吹き込む。ブシュロンが礼服から着想を得たハイジュエリーコレクションを発表

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2024 high jewelry collection “the power of couture”

1858年にフランス・パリ創業のハイジュエリーメゾン BOUCHERON (ブシュロン) が、新作コレクション「The Power of Cuture (パワー オブ クチュール)」を発表。伝統的な礼服からインスピレーションを得て制作された24作品のハイジュエリーをローンチした。本コレクションのための特設サイトでは、アイテムの全貌だけでなく、宝石研究家 Vincent Meylan によるブランドの歴史を辿るポッドキャストも公開されている。

BOUCHERON は毎年1月と7月に異なるコンセプトのコレクションをリリースしており、1月に発表されるコレクション「ヒストリー オブ スタイル」では、メゾンが辿ってきた歴史やヘリテージ作品にフォーカス。今回はブランドが創業当時から大切にしてきたオートクチュールに立ち返り、かつて王侯貴族たちが纏っていたコスチュームである礼服の要素を取り入れた。勲章、ボタン、襟、リボンといったシンボリックな装飾品をジュエリーに落とし込み、礼服の細部に宿る繊細な美しさをモダンにアレンジ。また、アイテムの中にはパーツを取り外してブローチや肩飾りにもなるネックレスや、手元だけでなく首元にも使用できるブレスレットなど、あらゆる顔を持つジュエリーを展開する。

今回発表されたコレクションでは、従来のハイジュエリー作品に特有の華やかさとは異なり、ダイヤモンドとロッククリスタル、ホワイトゴールドを採用し、透明とホワイトの素材に限定してモノトーンカラーの統一感を重視。さらに硬質な素材でオートクチュールのような柔らかさを演出するという難易度の高い制作に挑戦し、メゾンのサヴォワール フェールを体現した見事なコレクションに仕上がった。キービジュアルでモデルが着用している「ヌー(リボン)」では、硬質なダイヤモンドとロッククリスタルを組み合わせ、クチュールに欠かせないデザイン要素であるリボンを表現した。ネックレスに使用した435個のロッククリスタルのパーツは、職人がひとつひとつ手作業でカットや艶消し加工を施した。また、礼服に着用する組み紐の装飾である「飾緒」をハイジュエリーで表現した「エギレット(飾緒)」は、ネックレスとしてだけではなく、モチーフを取り外すことで何通りもの方法で着用を楽しめる。