ファッションジャーナリストの大内順子氏が死去

Photography: Hidemasa Miyake

日本のファッション評論家のパイオニアとして知られる、大内順子氏が10月30日、病気のため川崎市内にある自宅で死去した。80歳だった。葬儀と告別式はすでに近親者のみで済ませており、喪主は長女の中村彩が務めた。大内氏は上海で生まれ、青山学院大在学中にファッション・モデルとして活躍し、卒業後にジャーナリストとなった。世界中のデザイナー・コレクションを最前線で取材し、日本のファッション・ジャーナリズムにおける草分け的存在として約40年間活躍してきた。2001年にはフランス政府より芸術文化勲章を受章している。

The Fashion Post では、2012年に生前最後となる貴重なインタビューをさせていただきました。大内氏の生前のファッション業界に与えた偉大な功績を称えるとともに、謹んで哀悼の意を表します。

2012年夏、大内順子氏インタビュー

前編
URL: https://fashionpost.jp/posts/5222

後編
URL: https://fashionpost.jp/posts/5311