細部に秘めた美学を掬い取る。コレットから着想を得たマックスマーラの2024年秋冬コレクション
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細部に秘めた美学を掬い取る。コレットから着想を得たマックスマーラの2024年秋冬コレクション
max mara
fall winter 2024 collection
Max Mara (マックスマーラ) がミラノにて2024年秋冬コレクションを発表。フランスを代表する作家 Colette (コレット) の詩や人生から着想を得て、本コレクションが誕生したという。日本からはブランドフレンドである俳優ののんをはじめ、AMIAYA (あみあや)、マギーといった多数セレブリティ、インフルエンサーが会場に訪れた。
Max Mara が2024年秋冬コレクションで描いたのは、小説家 Colette をインスピレーション源とした、人生を自らコントロールできる完璧な女性像。唇のふくらみ、首のくびれ、まつげといった Colette の作品に多く含まれる官能的な要素と、女性ならではの美しさ、そし彼女が好んで着ていたとされる男性のような格好を取り入れ、洗練されたクラシックスタイルを確立した。カラーパレットは、「ワインの鑑定家がいるように、ブルーの鑑定家もいるの」という彼女の発言を引用し、深みのあるネイビー、漆黒、スモーキーグレーに統一。動くと柔らかくなびくドレープや布に生まれる陰影が、Colette のディテールにこだわった感情表現を体現している。
今回のコレクションでは、これまで Max Mara がイメージしてきた都会的な鎧とは対照に、キャミソール、テディ、スリップドレスなど、フェミニンな印象を与えるアイテムをリリース。ブロードクロスを大胆にあしらったスカートやチュニックドレスに加え、ミッドナイトブルーのベルベッドを使用したパジャマ、ローブなどが、昼夜を問わず魅惑的な雰囲気を演出する。コートからは、1910年代の日本から影響を受けたという卵型シルエットのコートに、身ごろと袖に縫い目や切れ目のないキモノスリーブを取り入れた、新たなコートを制作。また、オフィサーコートや、ブランドが得意とするパワージャケットも登場し、存在感を際立たせる。
のん
AMIAYA
マギー
Julia Hussein (ジュリア・フセイン)
Alexandra Pereira (アレキサンドラ・ペライア)
Leonie Hanne (レオニー・ハンネ)
Bianca Balti (ビアンカ・バルティ)
Christine Sun (クリスティーン・サン)
Bryan Boy (ブライアン・ボーイ)