ロエベが女性アーティストたちの交流プロジェクト「Women in Craft」を実施
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ロエベが女性アーティストたちの交流プロジェクト「Women in Craft」を実施
LOEWE
celebrates International Women’s Day with the "Women in Craft" project
LOEWE (ロエベ) は、長年継続してきたクラフツマンシップ支援の一環として、2024年の国際女性デーを称えた「Women in Craft」プロジェクトを発表した。第2弾となる今回は昨年行われた同名のソーシャルキャンペーンをさらに発展させ、国際的な女性アーティスト4名が互いのスタジオを訪問。彼女たちがインスピレーションを共有し、それぞれの創作活動に思いがけない類似点を発見する様子が公開された。
スペイン・マドリードのレザー工房をルーツとする LOEWE は芸術的なクラフトの発掘と支援を使命に掲げており、2016年に「LOEWE財団 クラフトプライズ」を設置して以来、卓越性と革新性を兼ね備えたアーティストを選出してきた。今回発表された「Women in Craft」プロジェクトの第2弾では、このプライズの各年のファイナリストに選ばれた女性アーティスト計4名をフィーチャー。彼女たちをそれぞれロンドン、パリでのスタジオスワップに招待した。
パリでは、スペイン出身アーティスト Luz Moreno Pinart (ルス・モレノ・ピナート) とフランスのテキスタイル彫刻家 Simone Pheulpin (シモーヌ・フェルパン) が互いのスタジオへ。ともに糸や布を使用した作品を作ることの多い両者だが、その技法は大きく異なる。実際に制作を行う過程を見学しあい、相手の技術に感嘆の声を漏らした。
ロンドン在住の日本人陶芸家・平井明子が訪ねたのは、木工作家 Eleanor Lakelin (エレノア・レイクリン) だ。表現方法は違えど、それぞれ土、木という扱いの難しい素材を用いて創作を行う2人。同じように作っても、ひとつひとつ異なる作品が生まれる面白さについて語り合った。