manbo key
holds first solo exhibitions “Father’s Videotapes” in japan

テーマは父親との対話。台湾出身アーティスト マンボー・キーが日本初となる個展を開催

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テーマは父親との対話。台湾出身アーティスト マンボー・キーが日本初となる個展を開催

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台湾をはじめ世界中で注目を浴びるアーティスト Manbo Key (登曼波/マンボー・キー) が、日本初となるソロ・エキシビジョン「父親的錄影帶 | Father’s Videotapes」を6月7日(金)より東京の2箇所で同時開催。青山の展示では「Father’s VHS 2024」、日本橋馬喰町の展示では「Father’s Videotapes」とそれぞれ名を冠し、どちらも入場料無料で行われ、会期中には今回のために制作された限定ポスターが販売される予定だ。

Manbo Key による日本初の個展「父親的錄影帶 | Father’s Videotapes」が、東京・青山の H BEAUTY&YOUTH (エイチ ビューティ&ユース) と、日本橋馬喰町に位置するギャラリー percel (パーセル) にてスタート。台湾版『Vogue』のカバー写真を手がけるなど、現在のアート・ファッションシーンを牽引するアーティストの1人である彼はこれまで、20年にわたる脱構築・再構築のプロセスを経て、父と和解していく歩みを作品に表現してきた。本展示は Manbo Key の父親をフィーチャーしながら、彼が自分自身のために制作した自画像だ。時間をかけて繰り広げられてきた私的な父と息子の対話、そしてそこから現代における「父親」という役割を模索する。

本展のきっかけは、1994年に Manbo Key の父親が自撮りで撮影したセックス・テープを発見したことだという。不安と戸惑い、そして好奇心に占領された10代を経て自身のアイデンティティを追求することで生まれた作品が、2019年に台北美術賞でグランプリを獲得。彼の作品には、ジェンダーや家族といったテーマが多く見られる。2019年、アジアで初めて同性婚が合法化された台湾を拠点に活動する彼は、より多様で解放された未来を願う。Manbo Key の鮮やかな色彩とポジティブな雰囲気にあふれた作品に触れ、湧き出るような躍動を感じ取ってみてほしい。